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イメージのビルド

概要

TIBCO EBX® Container Edition イメージは Linux ベースであり、次のものが含まれます。

要件

イメージは、POSIX ネイティブシステム上で、または互換性のあるレイヤーを使用してビルドできます。

イメージのビルド

インストーラーのダウンロード

EBX® イメージをビルドするには、TIBCO edelivery からファイル TIB_ebx_6.1.3_addon_6.1.X_container_edition.zip をダウンロードする必要があります。

インタラクティブインストーラーの実行

Linux または macOS でインストーラーを起動するには、次の手順を実行します。

Windows でインストーラーを起動するには、次の手順を実行します。

指示に従い、イメージに追加するアドオンを選択します。

次に、インストーラーはイメージを作成し、次のような要約を表示します。

**********************************************************************************************
The TIBCO EBX Container Edition image was successfully created with following names:
 ebx:latest
 ebx:6.1.3-dama-dint-dmdv-dpra-mame-tese-6.1.X
This image includes the following addon(s):
 Digital Asset Manager (DAMA)
 Data Exchange (New) (DINT)
 Data Model and Data Visualization (DMDV)
 Insight (New) (DPRA)
 Match and Merge (MAME)
 Information Search (TESE)
 Data Exchange (ADIX, legacy)
 Insight (DQID, legacy)
 EBX GO (MODA, legacy)
To run this image with the default configuration and an embedded database, use command:
 docker run -p 8080:8080 -d ebx:latest
You can test EBX by visiting http://localhost:8080 in a browser.
To run this image with other configurations, for example with an external database, see
documentation.
**********************************************************************************************

[現在のアーキテクチャ上の Linux 用にのみイメージを生成しますか?] オプションを選択すると、EBX® Container Edition をビルドする追加のアーキテクチャの入力を求めるプロンプトがインストール時に表示されます。その場合、Docker イメージタグには、そのイメージがビルドされたアーキテクチャが含まれます。たとえば、ebx:6.1.3-dama-dint-dmdv-dpra-mame-tese-6.1.X-amd64 です。

バッチインストーラーの実行

Linux または macOS でバッチインストーラーを起動するには、次の手順を実行します。

Batch script to build image with optionally addon(s).

  -a             add all addons excluding legacy
  -al            add all addons including legacy
  -p <arch,...>  architecture(s) to build on (i.e. "amd64,arm64/v8,ppc64le")
                 possible values: amd64, arm64/v8, ppc64le, s390x
                 using this parameter the default image tag is suffixed
  -t <tag_file>  create a file named tag_file including the image tag built
  --help         display this help and exit

  [addon]...     add specific addons (separate by a space)
                 for sample: mame tese

Windows でバッチ インストーラーを起動するには、次の手順を実行します。

これにより、バッチインストーラーがイメージをビルドし、インタラクティブインストーラーと同じ概要を出力します。

イメージのテスト

イメージは、次のコマンドを使用してローカルで実行できます。

docker run -p 8080:8080 -d ebx:latest

実稼働環境では、「latest」タグを使用しないことをお勧めします。インストーラーは、選択したアドオンに応じて、常に別のタグを生成します。

前の例を使用すると、次のアドオンが選択されているため、タグは 6.1.3-dama-dint-dmdv-dpra-mame-tese-6.1.X になります。

その後、次のコマンドを使用してイメージを実行できます。

docker run -p 8080:8080 -d ebx:6.1.3-dama-dint-dmdv-dpra-mame-tese-6.1.X

アドオンが選択されていない場合、タグは 6.1.3 になります。

イメージは次のコマンドを使用して実行できます。

docker run -p 8080:8080 -d ebx:6.1.3

イメージの共有

イメージを共有する手順は、会社のインフラストラクチャによって異なります。

次の例では、イメージは myregistry という名前の Docker プライベートレジストリにプッシュされます。

docker tag ebx:6.1.3 myregistry:5000/ebx:6.1.3
docker push myregistry:5000/ebx:6.1.3

イメージが複数のアーキテクチャ用にビルドされる場合、詳細な手順が files/ サブディレクトリにある README-MULTIARCH.md ファイルに記載されています。

Intel または AMD 以外のアーキテクチャ

インストーラーは、Intel または AMD 64 ビットシステムでテストされています。これらのアーキテクチャでは、生成されるイメージのアーキテクチャは linux/amd64 になります。

別のプロセッサを使用するシステムで実行した場合でも、インストーラーが成功する場合があります。その場合、生成されたイメージアーキテクチャは、そのプロセッサタイプの Linux になります。

たとえば、インストーラーが MacOS M1 ワークステーションで実行される場合、生成されるイメージのアーキテクチャは linux/arm64 になります。

注意

Intel または AMD 以外のシステムでのイメージの生成は実験的であり、実稼働環境ではサポートされていません

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