この章では、TIBCO EBX® によってツールバーがどのように定義および管理されるかについて詳しく説明します。
ツールバーを使用すると、テーブルビュー、階層ビュー、またはレコードフォームにアクセスするときに表示するボタンとメニューをカスタマイズできます。
ツールバーは、データモデルアシスタントを使用してのみ作成および公開でき、埋め込み
およびパッケージ
データモデルでのみ使用できます。
埋め込みデータモデルの場合、ツールバーは EBX® のリポジトリに埋め込まれ、パブリケーションにリンクされます。つまり、埋め込みデータモデルを公開する場合、データモデルで定義されたツールバーは、データモデルのパブリケーションに埋め込まれ、EBX® によって管理されます。
パッケージ化されたデータモデルの場合、ツールバーは専用の XML
ドキュメントで定義され、データモデルとして名前を付け、キーワード _toolbars
で終了する必要があります。たとえば、データモデルの名前が catalog.xsd
の場合、ツールバーの定義を含む XML ドキュメントの名前は catalog_toolbars.xml
である必要があります。この XML
ドキュメントも、データモデルと同じ場所に配置する必要があります。データモデルのコンパイル時にこのパターンに準拠するファイルが見つかった場合、ツールバードキュメントは EBX® によって自動的にロードされます。
ツールバーは、テーブル
および関連付け
で使用できます。
テーブルでは、ツールバーを表示する位置を、次のように指定できます。
表形式のビューの上部
表形式のビューの各行
レコードフォームの上部
階層ビューの上部
タイル ビューの上部
タイルビューの各カード
関連付けでは、ツールバーを表示する位置を、次のように指定できます。
関連付けの表形式のビューの上部
関連付けの表形式のビューの各行