数値カラムのカスタム書式設定

使用する書式を指定の設定で作成できない場合は、カスタム書式文字列により、以下の例で説明するコードを使用して、独自の書式を作成することができます。

以下で説明されている特殊文字を使用すると、数値の乗算、除算、分離などを行うことができます。書式の文字列に含まれているその他の文字は結果データに出力されます。

文字 説明
0 常に記述される部分の値を返します。データのその位置に数値がない場合は、0 (ゼロ) が使用されます。
# データのその位置に数値がある場合は、値を返します。

小数点の左側に使用される場合は、書式文字列に # が 1 つあり、データに 3 つの桁がある場合でも、すべての桁が返されます。

小数点の右側に使用される場合は、小数点の右側に # があるときは同じ数の桁が返され、数値は切り上げられるか、切り捨てられます。下記の例を参照してください。

, 小数点の前に使用される場合は、データ内の数値を 1000 で除算します。

Excel との違いは、Excel では小数点の後にも「,」を区分文字として使用できる点です。

% 値を 100 で乗算して、書式文字列内の書き込まれる位置の数値に「%」を挿入します。
. 小数点。
注: 小数点が使用されない場合に、書式文字列を適用する値に実数値があると、値は切り上げられるか、切り捨てられます。
; 正の数値、負の数値、および 0 (ゼロ) に異なる書式を使用する場合は、書式文字列を分割するために使用されます。

セミコロンが使用されていない場合は、書式文字列はすべての数値に使用されます。

セミコロンが 1 つ使用されている場合は、次のように書式文字列を分割します。

正の数値とゼロの文字列;負の数値の文字列

セミコロンが 2 つ使用されている場合は、次のように書式文字列を分割します。

正の数値の文字列;負の数値の文字列;ゼロの文字列

\ 特殊文字の前に「\」を追加すると、その文字は値を変更せず、値に追加されるだけです。

例:

注: これらのすべての例に、データの値として数値 12345.67 が使用されています。
書式文字列 その結果
# #### 1 2346
#.# 12345.7
#.000 12345.670
#,.# 12.3
#,,.## .01
#% 1234567%
#\% 12345.67%
$# $12346
#.##E+0 1.23E+4
#.#;(#.#) 12345.7

負の数値がある場合は、結果は次のようになります。

(12345.7)

23 23

詳細は、MSDN など、カスタム数値書式の文字列に関する資料を参照してください。