日付および時刻カラムのカスタム書式設定
使用する書式を指定の設定で作成できない場合は、カスタム書式文字列により、以下の例で説明するコードを使用して、独自の書式を作成することができます。
例:
以下に、日付時刻書式のカスタム書式の文字列の例をいくつか示します。詳細については、MSDN など、カスタム DateTime 書式の文字列に関する資料を参照してください。注: 書式文字列でカスタムの日付と時刻形式の指定子のみを使用する場合 (たとえば「d」、「h」、または「M」指定子を単独で使用する場合) は、指定子の前または後にスペースを追加するか、単一のカスタムの日付と時刻指定子の前にパーセント記号 (「%」) を含め、指定子が標準の書式文字列として解釈されないようにします。
文字 | 説明 |
---|---|
yy | 年を、0 から 99 までの数値として返します。 |
yyyy | 年を、4 桁の数値として返します。 |
M | 月を、1 から 12 までの数値として返します。値によっては 1 桁または 2 桁になります。 したがって、この書式文字列が適用されると、6 月は '6' として出力されます (11 月は '11' として出力されます)。 |
MM | 月を、1 から 12 までの数値として、2 桁で返します。したがって、6 月は '06' として出力されます。 |
MMM | 月の省略名を返します。たとえば、'Jun' のようになります。 |
MMMM | 月の完全名を返します。たとえば、'June' のようになります。 |
d | 日付を、1 から 31 までの数値として返します。値によっては 1 桁または 2 桁になります。 したがって、この書式文字列が適用されると、6 日は '6' として出力されます (11 日は '11' として出力されます)。 |
dd | 日付を、1 から 31 までの数値として、2 桁で返します。したがって、毎月 6 日は '06' として出力されます。 |
ddd | 曜日の省略名を返します。たとえば、'Fri' のようになります。 |
dddd | 曜日の完全名を返します。たとえば、'Friday' のようになります。 |
h | 時間を、12 時間制を使用して返します。値によっては 1 桁または 2 桁になります。 したがって、時刻が 7:20:22 の場合、書式 'h' は時間を '7'、つまり 1 桁で表示します。時刻が 11:20:22 の場合、'h' は 11 を返します。 |
hh | 時間を 12 時間制を使用して返します。常に 2 桁で表示します。 したがって、'hh' 書式文字列が適用されると、時刻 7:20:22 は '07:20:22' として出力されます。 |
H | 時間を、24 時間制を使用して返します。値によっては 1 桁または 2 桁になります。 したがって、時刻が 7:20:22 の場合、書式 'H' は時間を '7'、つまり 1 桁で表示します。時刻が 11:20:22 の場合、'H' は 11 を返します。時刻が午後 7 時 20 分の場合、'H' は 19:20:00 を返します。 |
HH | 時間を 24 時間制を使用して返します。常に 2 桁で表示します。したがって、午前 6 時は '06' として出力され、午後 6 時は '18' として出力されます。 |
m | 分を返します。値によっては 1 桁または 2 桁になります。したがって、6 分は '6' として出力されます (11 分は '11' として出力されます)。 |
mm | 分を 2 桁で返します。したがって、6 分は '06' として出力されます。 |
s | 秒を返します。値によっては 1 桁または 2 桁になります。 したがって、6 秒は '6' として出力されます (11 秒は '11' として出力されます)。 |
ss | 秒を 2 桁で返します。したがって、6 秒は '06' として出力されます。 |
f | 10 分の 1 秒を返します。 |
ff | 100 分の 1 秒を返します。 |
fff | ミリ秒を返します。 |
tt | AM/PM 指定子を返します。 |
: | 時刻の区切り文字を返します。 |
/ | 日付の区切り文字を返します。 |
任意のカスタム文字列値を追加することもできますが、文字列内に指定子文字が含まれている場合は、バックスラッシュ (\) でエスケープする必要があります。
Copyright © Cloud Software Group, Inc. All rights reserved.