詳細なドリルダウン

ビジュアライゼーション内の特定のデータへのドリルダウンを行うには、適切なタイプの詳細ビジュアライゼーションを作成し、各自のニーズに合うように構成します。マスタービジュアライゼーションで詳細な情報が必要なデータをマークすることで、作成された詳細ビジュアライゼーションには、現在マークされているデータのみ表示されます。

注: 詳細ビジュアライゼーションは、複数のステップでのデータへのドリルダウンに使用できます。あるビジュアライゼーション内で実行したマークによって、以降のビジュアライゼーションで表示される内容が決定されます。

説明には以下のマップチャートを使用します。マーカーは、2017 年の最初の 6 か月後の 2 つの異なる店舗での売上の合計を表しています。ただし、マップチャートの基本になっているデータテーブルにはさらに情報が含まれているため、詳細にドリルダウンすることができます。たとえば、Boston の店舗での毎月の売り上げを表示する場合を考えます。


詳細ビジュアライゼーションの画像 1

これを行うには、詳細ビジュアライゼーションを作成します。以下のライン チャートはそのようなビジュアライゼーションですが、任意のビジュアライゼーション タイプを作成することができます。マップチャート (この例のマスタービジュアライゼーション) で Boston のマーカーをマークすることにより、Boston の店舗での毎月の売り上げの合計がラインチャートに表示されます。


詳細ビジュアライゼーションの画像 2

注: レジェンドの [データ制限] 設定は、作成された詳細ビジュアライゼーションのデータが制限されることを示します。上記のラインチャートは、この特定のマーキングを使用してマップチャートでマークされたデータのみを表示します。さらに、新しいマーキングが詳細ビジュアライゼーションで利用可能になります。マーキングは、データを詳細にドリルダウンする場合にデータを制限するのに使用します。
ヒント: マスター ビジュアライゼーション内でマークされたデータを表示することも可能です。「ビジュアライゼーション詳細の拡大表示」を参照してください。

始める前に

マスター ビジュアライゼーションが作成されます。このビジュアライゼーションが詳細なドリルダウンの対象となります。

手順

  1. 詳細ビジュアライゼーションの基本にする項目をマークします。
  2. ビジュアライゼーションを右クリックし、[詳細ビジュアライゼーションの作成] を選択し、詳細ビジュアライゼーションとして使用するビジュアライゼーション タイプを選択します。
    選択されたビジュアライゼーション タイプの提案が表示されます。これはマークされたデータのみに基づいています。
  3. ニーズに合わせて詳細ビジュアライゼーションを調整します。ビジュアライゼーションの調整方法については、「ビジュアライゼーションの作成」を参照してください。
    注: マークされたデータがない場合は、詳細ビジュアライゼーションに表示する内容を指定します。

データ内をより深くドリルダウンする場合は、連続する詳細ビジュアライゼーションを作成できます。

  1. 開始ポイントとして、詳細ビジュアライゼーションでステップ 1 ~ 3 を繰り返します。