データテーブルにローを追加する

インメモリ データを使用している場合、別のソースから現在のデータテーブルにローを追加できます。データはローカル ファイル、(Windows クライアントを使用して) Spotfire ライブラリーに以前保存されたデータ ファイルから追加できます。または Google Analytics や Salesforce から直接追加することもできます (これらのシステムにアクセスできる場合)。

異なるデータテーブルからのデータを同じビジュアライゼーションに表示することはよくありますが、類似するデータを単一のデータテーブルに実際に組み入れることを推奨します。たとえば、データ ソースのカラムがすべて同じであることが分かっているときに、ビジュアライゼーションですべてのソースから要約された数値を使用したい場合です。

[ファイルとデータ] フライアウト からデータを追加します。

データを分析に追加するときに、データの追加ワークフローの最後のステップで、データを別のデータテーブルの新しいローとして追加することができます。

以下で説明するように、データテーブルの特定の場所にローを挿入することもできます。

始める前に

データが分析にロードされていて、分析が [編集] モードである必要があります。

手順

  1. オーサリング バーで、[データ キャンバス] をクリックします。
  2. 左上のドロップダウン リストで対象のデータテーブルが選択されていることを確認します。
    このステップは、分析に複数のデータ テーブルがある場合にのみ適用できます。
  3. データテーブル構造で、ローを追加するノード間のプラス記号をクリックし、[ローを追加] を選択します。
    ヒント: また、選択したノードで以前に追加された変換グループの間にローを追加することもできます。
  4. ローの挿入元のデータを選択します。
  5. フライアウトで、[追加されたローの設定] をクリックします。
  6. [ローの追加 - カラムの対応付け] ダイアログで、提案されたカラムの対応付けが有効になっていることを確認するか、または必要に応じて対応付けを編集します。これは、[元のデータから] と [新規データから] のカラム間で対応付けを追加または削除することによって行います。
    プラス記号をクリックし、リストからカラムを選択し、元のデータのいずれかのカラムに対して対応付けを追加します。ローの [x] をクリックすると、対応付けが削除されます。
    ヒント: ローを追加するときは、元のデータテーブルに新しいローを追加します。この場合、できるだけ多くのカラムを一致させる必要があります。
  7. 追加されたデータに追加カラムがある場合は、必要に応じて各カラムのチェック ボックスをオンまたはオフにすることによって、[新規データから追加のカラムを組み込む] の下にカラムを含めるか、またはスキップできます。
    注: データの追加元のデータ ソースを再ロードすることができ、再ロード後に新しいカラムが使用可能になると、新しいカラムは自動的に含まれます。これが望ましくない場合は、データの再ロード後に、追加されたローの設定を編集することによって新しいカラムを除外することができます。
  8. 必要に応じて、カラムの [ローの原点を識別する] の設定を変更します。
    このオプションをスキップする場合は [原点を識別しません] を選択し、元のソースからのデータおよび追加されたソースからのデータと異なる値の新しいカラムを追加する場合は [新規カラムの作成] を選択し、この情報を既存のカラムに追加する場合は [既存を使用] を選択します。
  9. 作業が完了したら、[OK] をクリックします。

例: Salesforce からローを追加

この例では、データはローカルの Excel ファイルからすでに開かれています。[データ キャンバス] で、目的のデータテーブルを選択し、ローを追加する場所（グラフィック構造のノード間または変換グループ間）を決定し、[ローを追加] をクリックします。

Salesforce への新しい接続または事前定義された接続を選択し、サインインします。追加するデータを選択して、[OK] をクリックします。[ローの追加 - カラムの対応付け] ダイアログで、提案されたカラムの対応付けが有効になっていることを確認するか、[元のデータから] と [新規データから] のカラム間で対応付けを追加または削除します。データの選択と設定が完了したら、[OK] をクリックしてフライアウトを閉じ、データを追加します。