合計を表示する

クロス テーブルでは、ローとカラムのサマリーを表示できます。垂直軸が階層構造になっている場合は、階層の異なるレベルのカラムの小計を表示することもできます。


クロス テーブルの合計

合計は、セル値の計算に使用する集計または式と同じ集計または式を使用して計算されます。計算はクロス テーブルのセルに表示される集計値に基づかず、既定では基盤となるデータテーブル ローに基づきます。たとえば、セル値の集計方法として「平均」を使用すると、カラムのサマリーの平均はセル値の平均ではなく、基盤となるすべてのデータ ローの平均になります。以下に、簡単なデータテーブルをクロス テーブルによってビジュアル化する例を示します。





セル値の計算に使用する式は平均 (Avg) です。サマリーは、セル値に対してではなく、基盤となるローに対して計算されます ((200+300+1+9+100)/5=122)。

注: ただし、クロス テーブルの集計済のセル値に基づいて合計を計算するオプションがあります。このオプションを使用すると、セル値の計算に使用される式に関係なく、合計はセル値の合計として計算されます。