チュートリアルガイド > RESTチュートリアル > 公開済みメソッドに対するRESTリクエストのHTTPヘッダーにカスタムパラメーターを追加する
 
公開済みメソッドに対するRESTリクエストのHTTPヘッダーにカスタムパラメーターを追加する
セキュリティを強化するために、RESTリクエストのHTTPヘッダーにカスタムパラメーターを追加できます。この場合は、受信したRESTリクエストのヘッダーをTDVスクリプトで読み取る必要があります。パラメーターを読み取るには、テーブルまたはビューをスクリプトでラップするか、フックを使用して値を読み取ります。
次の例では、プロシージャを使用してヘッダープロパティを返します。クライアントからのリクエストごとにHTTPヘッダープロパティを取得するために、TDV GetClientProperty APIが使用されます。
HTTPヘッダーフィールドの読み取りを可能にするには
1.ヘッダーフィールドを返すプロシージャを作成します。以下に例を示します。
PROCEDURE readHeader(in param date, out OrderID integer, out OrderDate TIMESTAMP, out contentType VARCHAR(255))
BEGIN
CALL /lib/util/GetClientProperty('Contenttype123', contentType);
SELECT
Orders.OrderID,
Orders.OrderDate
INTO OrderID, OrderDate
FROM /shared/HttpHeader/ds_orders/tutorial/orders Orders
WHERE Orders.OrderDate = param;
END
 
2.プロシージャをWebサービスに公開します。
3.HTTP/JSONエンドポイントのURLを使用してRESTデータソースを作成します。以下にベースURLの値の例を示します。
http://DVBU-VDI-008:9400/json/HttpHeader004/readHeader?
 
4.[Basic(基本)]タブの[Operations(操作)]セクションまでスクロールします。
5.GET操作をRESTリソースに追加します。
6.ヘッダー/ボディパラメーターを追加します。[Param Name(パラメーター名)]は、GetClientPropertyの最初のパラメーターである[HTTP Header(HTTPヘッダー)]の名前と同じである必要があります。HTTPヘッダー名は大文字と小文字が区別されません。
7.パラメーター名として「Contenttype123」と入力します。
8.[Location(場所)]に[HTTP Header(HTTPヘッダー)]を指定します。
9.データソースを保存します。
10.操作を開きます。
11.GET操作を実行します。
12.パラメーターを入力します。
13.結果を確認します。
14.保存して閉じます。
15.クライアントアプリケーションを使用して、定義したRESTサービスのGET操作にアクセスします。期待通りの結果であるかどうかを確認します。