ACTの例の概要とタスクの要約
このユースケースでは、ACTと呼ばれる俳優組合のメンバーが年間の演劇計画を管理およびスケジュールするのに役立つRESTベースのクライアントアプリケーションを作成します。このオンラインシステムの一部として、メンバーは次のことを行う必要があります。
• ID番号で演劇を検索する(GET)
• 著者情報を更新する(PUT)
• 新しい演劇を作成する(POST)
• 演劇を削除する
このチュートリアルガイドを使って次のことが可能です。
• CSV(カンマ区切り)ファイルで演劇データを作成する
• データの読み取り、更新、挿入、および削除を行うTDV SQLプロシージャを作成する
• RESTクライアントの作成方法を理解する
TDV Studioは、RESTサービスをTDV Webサービスにデプロイします。
このチュートリアルでは、HTTPメソッドへのプロシージャのマッピングと、サンプルアプリケーションのREST APIを構成するために必要なパスと引数の構築に特に注目します。
注意: このアプリケーションは、RESTフレームワークをセットアップする方法の一例にすぎません。TDVのRESTインフラストラクチャは柔軟性があり、特定のマッピングや操作URLパスの構造を強制しません。
TDVのRESTサービスのベースURLには、次の派生コンポーネントが常に含まれています。
プロトコル | ホスト名 | ポート | データ形式 | WebContainerNameSpace |
HTTP | localhost | 9400 | XML | ACTdata |
HTTPS | localhost | 9402 | JSON | ACTdata |
RESTを設定するために必要な基本的なStudioタスク
1.StudioでRESTクライアントアクションのプロシージャを作成します。
2.プロシージャとサポートリソースをWebサービスに公開します。
3.Studio内のHTTP動詞とWebサービスの間にリンクを作成します。
次の各動詞は、Studioで定義されている1つ以上のプロシージャに関連付けられています。プロシージャを定義した後は、それらのプロシージャをWebサービスに公開して、動詞にバインドできます。このチュートリアルでは、次のプロシージャと動詞の関連付けに焦点を当てます。
HTTP動詞 | SQLスクリプトプロシージャ |
GET | playdataByID |
POST | insertPlaydata |
DELETE | deletePlaydata |
4.RESTクライアントアプリケーションをStudio WebサービスのURLにマッピングします。