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ターゲット値の指定
行の[Target Value(ターゲット値)]列に白いセルがあるターゲットの値を指定できます。[Target(ターゲット)]列には、この変換用に(定義セットを介して)アップロードされたXMLスキーマが表示されます。これは、XQueryが返すXMLドキュメントのターゲットスキーマです。この列のノードを展開して、ターゲット要素を表示します。
[Target(ターゲット)]列のツリー構造の表示は、ターゲットスキーマの要素の階層構造を表しています。角括弧の前の要素には制限がありません。つまり、要素の出現回数は無制限です。斜体でレンダリングされている要素はオプションです。
[Target Value(ターゲット値)]列(テーブルではなくテーブル列で使用可能)には、[Target(ターゲット)]列の要素の値を決定する実際の式(射影)が含まれています。各セルの式(射影)は、現在スコープ内にあるビュー、テーブル、およびプロシージャに関連しています。[Target Value(ターゲット値)]列は、機能の観点から見るとビューエディターの[Grid(グリッド)]パネルの[Column(列)]という列に似ています。
ターゲット値を指定するには
1.必要に応じて、ツールバーの[Expand All Rows(すべての行を展開)]ボタンをクリックし、編集する必要があるテーブルと列を表示します。
2.ターゲットテーブルの行に対応する[Target Value(ターゲット値)]の下のセルをクリックします。
3.ドロップダウンリストから値を選択するか、値を入力します。
4.エディターの下部のセクションにソース設定が表示されない場合は、ツールバーの[Show Source Settings(ソース設定の表示)]アイコンまたは[Source Settings(ソース設定)]列のアイコンをクリックします。
エディターの下部にタブが開き、ソースの設定(結合XPath式([Join(結合)]タブ)、フィルターXPath式([Filter(フィルター)]タブ)、並べ替え順序([Sort Order(並べ替え順序)]タブ)、またはプロシージャの場合は入力パラメーター([Inputs(入力)]タブ))が表示されます。[Schema(スキーマ)]タブには、選択したソースのスキーマが表示されます。
5.[Join(結合)]パネルで現在のソースとその直接の祖先の1つとの間の結合関係を指定します。
たとえば、PurchaseOrderID = $INV/PurchaseOrderIDは、PurchaseOrderPurchaseOrderIDPurchaseOrderID (祖先InventoryTransactions)に結合されることを意味します。
6.現在のソース(SELECTステートメントのWHERE句と同じ)に対するフィルターを[Filter(フィルター)]パネルで指定します。
たとえば、$INV/TransactionID > 25は、inventorytransactionsというソースTransactionIDに対するフィルターです。フィルターは、このリソースから返されるデータを制限するために使用されます。
7.現在のリソースからの結果をXMLドキュメント(SELECTステートメントのORDER BY句と同じ)用に並べ替える順序を[Sort Order(並べ替え順序)]パネルで指定します。
8.ソースが入力パラメーターを持つプロシージャである場合は、[Inputs(入力)]パネルでソースの入力の値を指定します。
9.[Source Settings(ソース設定)]列のアイコンをクリックすると、いつでも設定を表示または編集できます。