[Any-Any Transformation(Any-Any変換)]

変換エディターを使用すると、データを任意のタイプのデータソース構造から任意のタイプのターゲットに変換できます。

データの変換はリアルタイムで行われます。可能な場合、クエリーは実行のためにデータソースにプッシュされます。可能な場合、データはソースからターゲットにストリーミングされます。

[XML to Tabular Mapping(XMLから表形式マッピング)]

この変換は、XMLまたはWSDLソースを入力として受け入れ、ソーススキーマの要素への表形式マッピングを生成します。

マッピングは、各行が元のXMLドキュメントのノードを表す一連の行を生成する処理と考えることができます。

[XSLT Transformation(XSLT変換)]

XSLT変換では、Studioのグラフィカルエディターを使用してXMLデータの変換方法を定義できます。XSLT変換は、XMLまたはWSDLソースを入力として受け入れます。カスタムXSLTを記述することで、複雑な変換を実行できます。唯一の要件として、XSLTで以下の構造を持つ表形式データを生成する必要があります。

[Streaming Transformation(ストリーミング変換)]

ストリーミング変換では、Studioのグラフィカルエディターを使用してXMLデータの変換方法を定義できます。この変換は、大量のXMLデータを変換する場合に便利です。この変換では、XMLソースドキュメント全体をメモリーに読み込む必要はありません。

[XQuery Transformation(XQuery変換)]

XQueryは、XMLクエリーの略で、結果をXMLドキュメントの形式で返すクエリーです。

XQuery変換は、テーブル、ビュー、プロシージャなどの関連ソースからデータを読み取り、そのデータを、ターゲットスキーマと呼ばれるユーザー指定のスキーマに準拠するXMLドキュメントにまとめます。XQuery変換は、TDVシステムの他のプロシージャと同じような挙動を示します。

XQuery変換の基礎となるのは、XQueryプロセッサーによって実行されるXQueryプロシージャです。

出力XMLドキュメントのターゲットスキーマは、定義セットエディターで作成または編集できます。

Studioには、ターゲットスキーマと、変換でXQueryにデータを提供する表形式ソースをマッピングするためのグラフィカルエディターも用意されています。