SQL定義セットの作成
パラメーター、例外、および定数を定義するSQL定義セットを作成できます。その後、TDVの任意のプロシージャまたはビューから定義セット内のパラメーター、例外、および定数を参照したり、システム内の適切な特権を持つ任意のユーザーと定義セットを共有したりできます。SQL定義を直接入力することも、既存の定義をインポートすることもできます。
SQL定義セットを作成するには
1.「
定義セットの作成」の手順に従って、定義セットのタイプとしてSQLを選択します。
2.エディターで[Type(タイプ)]タブを選択します。
SQL定義セットのタイプ定義は、次の2つの方法のいずれかで作成できます。
— 新しいタイプ定義を一度に1つずつ追加できます。
— 既存の定義セットをアップロードできます。SQLタイプ定義とXMLタイプ定義の両方をSQLタイプ定義セットに含めることができます。
3.次の手順に従って、1つ以上の新しい定義を追加します。
a. [Add(追加)]ボタンをクリックして、メニューからいずれかのデータタイプを選択します。
Studioにより、指定したタイプの定義が追加され、その定義にデフォルト名「NewTypeDefinition」が付けられます。たとえば、[String(文字列)] > [CHAR]選択した場合、新しい定義は次のようになります。
b. [Name(名前)]フィールドをクリックして新しい名前を入力することで、新しく追加したタイプ定義の名前を変更します。または、右クリックしてメニューから[Rename(名前変更)]を選択することもできます。
c. タイプが[Complex(複雑)]で、複数のxmlElementを作成した場合は、エディターのツールバーのナビゲーション矢印を使用してタイプ定義を移動またはインデントできます。
d. 上記の手順を繰り返して、必要な数のタイプ定義を作成します。
e. 定義セットを保存します。
4.必要に応じて、次の手順に従って、Studioリソースツリーから既存の定義セットを追加します。
a. [Add(追加)]ボタンをクリックして、メニューから[Browse(参照)]を選択します。
[Add Definition Type(定義タイプの追加)]ウィンドウが開きます。
b 左側のペインのリソースツリーで定義セットを選択します。
c. 右側のペインで定義セットを選択します。
選択した定義セットの修飾名がウィンドウの下部にある[Type(タイプ)]フィールドに表示されます。
d. [OK]をクリックします。
e. 新しい定義セットパネルに戻り、[Name(名前)]フィールドをクリックして新しい名前を入力することで、新しく追加した定義セットの名前を変更します。または、右クリックしてメニューから[Rename(名前変更)]を選択することもできます。
f. 定義セットを展開し、必要に応じて編集します。次のことを実行できます。
— 右クリックメニューを使用して、名前の変更、データタイプまたは値の変更、またはタイプ定義の削除を行う
— エディターのツールバーのナビゲーション矢印を使用して、タイプ定義を移動またはインデントする
g. 定義セットを保存します。
5.例外を追加するには、[Exceptions(例外)]タブをクリックし、[Add(追加)]ボタンをクリックし、タイプを追加したときと同じ方法で例外を追加します。
以下の[Exceptions(例外)]の例には、システムで使用可能ないくつかの例外が表示されています。
6.例外を追加するには、[Constants(定数)]タブをクリックし、[Add(追加)]ボタンをクリックし、タイプと例外を追加したときと同じ方法で定数を追加します。
以下の[Constants(定数)]パネルには、定数の例が表示されています。
7.定数の値を指定するには:
a. 定数を選択します。
b. [Value(値)]フィールドを右クリックして、[Change Value(値の変更)]を選択します。
c. 入力ダイアログで、定数の値を入力し、[OK]をクリックします。
8.必要に応じて、[Info(情報)]タブをクリックして、この定義セットに関する情報を確認するか、定義セットの注釈を入力します。
9.定義セットを保存します。
ストアドプロシージャ、XQueryプロシージャ、およびXSLTプロシージャから、SQL定義セットと定義セットに含まれるすべてのデータタイプを参照できるようになりました。「
SQL定義セットの使用」を参照してください。
