ユーザーガイド > TDVキャッシング > キャッシングの設定 > ファイルターゲットへのキャッシング
 
ファイルターゲットへのキャッシング
リソースが、最初にTDVサーバーに追加されたデータソースを、パススルーモードでパスワードを保存せずに使用する場合、行ベースのセキュリティがキャッシュ更新機能に影響を与える可能性があります。パスワードの保存とパススルーログインの詳細については、「データソースの追加」を参照してください。
ファイルターゲットへのキャッシングを有効にするには
1.Studioで、ビューまたはプロシージャを開きます。
2.[Caching(キャッシュ作成)]タブを選択します。
3.[Create Cache(キャッシュの作成)]をクリックします。
4.[Status(ステータス)]で、[Enable(有効にする)]チェックボックスをオンにします。オフのままにした場合は、引き続きキャッシュを定義できますが、[Enable(有効にする)]チェックボックスをオンにするまでキャッシュはアクティブになりません。
キャッシュが無効になっている場合、既存のキャッシュ設定はすべて無視されます。ビューまたはプロシージャは、キャッシュが存在しないかのように使用されます。有効状態と無効状態を切り替えても、データが更新されたり、データの有効期限がリセットされたりすることはありません。
5.[Storage(ストレージ)]で[Automatic(自動)]を指定し、Studioからアクセスできるシステム作成ファイルにキャッシュデータを保存します。
<HostName>/lib/sources/cacheDataSource
 
物理ファイルは、デフォルトでTDV Serverのインストールディレクトリーの次の場所に保存されます。 <TDV_install_dir>/tmp/cache
cacheDataSourceデータソースには、キャッシュされた各リソースのキャッシュテーブルがあります。キャッシュテーブルの名前には、リソースタイプ(ビューまたはプロシージャ)とシステムによって生成されたIDが含まれます。
6.キャッシュの設定を保存します。