クエリーによって処理されたデータの量の表示
クエリーを実行して、各ノードで処理されたデータの量と、クエリー実行プランで最も時間がかかったノードを特定できます。
FROM句のプロシージャを呼び出すSQLのクエリープランには、実行して統計情報を表示するようツールに指示したときに、プロシージャが(PROCEDUREノードで)実行する処理の詳細が表示されます。
[Keep Result(結果を保持)]が選択されている場合、クエリー実行の結果は新しい[Result(結果)]タブに表示されます。このタブのデータは、Studioでリソースを開いたままにしている限り利用できます。クエリー実行IDは、左側のペインの[Execution Plan(実行計画)]ノードと[Result(結果)]タブ名の両方の上部に表示され、統計およびクエリー情報と結果を照合するのに役立ちます。
ノードによって処理されたデータの量を表示するには
1.実行プランを生成します。
2.[Execution Plan(実行プラン)]パネルの左側のペインでノードを選択します。
3.必要に応じて、[Execution Plan(実行プラン)]の右下にある[Keep Result(結果を保持)]を選択し、このクエリーの結果を別のタブに表示します。
4.[Execute and Show Statistics(実行して統計情報を表示)]をクリックします。
統計情報は、[Execution Plan(実行プラン)]の左側のペインのノードに追加されます。
各ノード名の後には、値が括弧に囲まれて表示されます。たとえば、(n)や(n、m%)などです。ここで、nはそのノードによって生成された行の数、mはノードがデータの処理に使用した経過時間のパーセンテージです。mが表示されない場合は0です。
たとえば、経過時間が60秒で、mが20の場合、ノードは経過時間の12秒(20 x 60)を占めています。mが0の場合、ノードでの処理は経過時間に寄与しませんでした。たとえば、ノードがバックグラウンドスレッドによって処理され、親ノードが行を必要とする前にその処理が完了した場合などです。mパーセンテージは、どのノードに重点を置けばパフォーマンスを向上できるかを判断するのに役立ちます。
5.必要に応じて、実行プランの更新間隔を設定します。
6.必要に応じて、クエリーの実行中に[Refresh Now(今すぐ更新)]をクリックします。
これにより、データソースとテーブルで収集されている統計情報が更新されます。実行時間の長いクエリーでは、この処理に長い時間がかかる可能性があります。
例
Name:
SELECT
Rows Returned:
220
Estimated Rows Returned:
Unknown
Total execute time which include children time and wait time.:
121.4 msecs
Foreground Node Processing Time:
2.5 msecs
Peak memory reserved:
4000000
Projection:
orderdetails0.orderid OrderID, orderdetails0.productid ProductID, orderdetails0.discount Discount, orders.orderdate OrderDate, customers.companyname CompanyName, customers.contactfirstname CustomerContactFirstName, customers.contactlastname CustomerContactLastName, customers.phonenumber CustomerContactPhone, productCatalog_xform.ProductName ProductName, inventorytransactions.transactionid TransactionID, purchaseorders.daterequired DateRequired, purchaseorders.datepromised DatePromised, purchaseorders.shipdate ShipDate, suppliers.supplierid SupplierID, suppliers.suppliername SupplierName, suppliers.contactname SupplierContactName, suppliers.phonenumber SupplierPhoneNumber
Data Ship Notes:
Data Ship Query is not possible. No suitable source scan or ship-to target found.