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リソースのインポートに関するルール
インポートは、インポート中の競合を解決するために特定のルールに従って実行されます。ルールは次のとおりです。
インポートするリソースが存在しない場合は、作成されます。インポートを実行するユーザーには、作成者としての特権(フォルダーの場合は読み取り|書き込み、プロシージャの場合は読み取り|書き込み|実行)が付与されます。ユーザーが管理者グループに属していてインクルードアクセスを要求した場合、リソースは以前の所有者に戻り、インポートの特権も元に戻ります。
存在しないフォルダーにリソースがインポートされると、そのフォルダーと親フォルダー(まだ存在していない場合)が作成され、インポートを実行するユーザーにこれらのフォルダーの読み取り|書き込み特権と所有権が割り当てられます。
注意: 欠落しているフォルダーが[Data Services(データサービス)]フォルダー内に自動作成されることはありません。
既存のリソースをインポートすると、古いバージョンが上書きされます(必要な書き込み特権がある場合)。ただし、以下を除きます。
- 所有者は変更されません。
- インポートによって明示的に変更されない限り、ユーザー特権は上書きされません。たとえば、Jeanが読み取り|書き込み特権を持っていて、Sueも読み取り|書き込み特権を持っているとします。インポートファイルにJeanが読み取り特権を持っていることが示されていて、Sueの記述がない場合、Jeanの特権は読み取りのみに更新されますが、Sueの特権はそのまま残ります。
- リソースがフォルダーまたはデータソースの場合、その子リソースは削除されません。
リソースをインポートする際の制限
Studioを使用してリソースをエクスポートまたはインポートする場合、構成設定は引き継がれません。
フォルダーにリソースを作成するには、そのフォルダーにつながるフォルダーパスの書き込み特権が必要です。
リソースに対する書き込み特権がない場合、そのリソースを上書きすることはできません。
物理データソースの一部だけをエクスポートすることはできません。すべてをエクスポートするか、まったくエクスポートしないかのどちらかです。
物理データソースの一部だけをインポートすることはできません。ソース定義自体を含める必要があります。
[Data Services(データサービス)]フォルダーでは厳密な構造ルールが適用されます。
[Data Services(データサービス)]フォルダーからエクスポートした内容をこのフォルダー以外にインポートすることはできません。
[Data Services(データサービス)]フォルダー以外からエクスポートした内容をこのフォルダーにインポートすることはできません。