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リポジトリーとキャッシュデータベースのアクセスと特権
インストーラーはリポジトリーとキャッシュデータベースを作成し、root、cisrepo、およびtutorialユーザーのアクセスと特権を設定します。
rootユーザーアカウントは、PostgreSQLデータベース全体のDBAアカウントです。
cisrepoユーザーアカウントは、TDV Serverのリポジトリーとキャッシュデータベースを管理するために使用されます。
tutorialユーザーアカウントは、デモ目的でTDV Serverが使用するPostgreSQLデータベースの例を管理するために使用されます。
リポジトリーへのリモートアクセス
ユーザーは、リポジトリーにもキャッシュデータベースにもリモートからアクセスできません。
ローカル接続のみを許可するように構成されています。
リポジトリー設定
リポジトリーの設定は次の表のとおりです。
リポジトリーDB名
所有者
アクセス特権
cisrepo
cisrepo
cisrepo=CTc/cisrepo
inventory
tutorial
tutorial=CTc/tutorial
orders
tutorial
tutorial=CTc/tutorial
postgres
root
 
template0
root
=c/root + root=CTc/root
template1
root
=c/root + root=CTc/root
キャッシュ設定
キャッシュデータベースの設定は次の表のとおりです。
キャッシュDB名
所有者
アクセス特権
ciscache
ciscache
ciscache=CTc/ciscache
postgres
root
 
template0
root
=c/root + root=CTc/root
template1
root
=c/root + root=CTc/root
リレーショナルデータベースにキャッシュされたデータは、クリアテキストで保存されます。
フラットファイルキャッシュが使用されている場合、データはTDVインストールドライブにバイナリー形式で保存され、クリアテキストでレンダリングされます。ファイルキャッシュ用にHOMEDRIVE/tempまたはカスタマイズされた場所への安全なアクセスを構成できます。