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TDVインストーラーのセキュリティ
TDVでは、サイレントインストールとインタラクティブインストールの両方のセキュリティがサポートされます。
UIまたはコンソールモードで実行されているTDVインストーラーは、クリアテキストのパスワードをログファイルに保存しません。リポジトリーのデータベース管理者パスワードは保存されません。
TDVインストーラーはPostgreSQLデータベースをインストールします。
Security Enhanced Linux環境の構成
SELinuxをサポートするすべてのRedhat OS Linuxバリアントでは、SELinuxを有効にして活用できます(つまり、SELinux = enabled)。SELinuxを有効にしてTDVやBusiness Directoryを実行する場合は、インストール前にTDVインストールディレクトリーとTDVポートへの読み取り/書き込みアクセスを許可する適切なセキュリティポリシーを設定する必要があります。
SELinux設定ファイルは/etc/selinux/configの下にあります。
SELinux環境を構成するには
1. Linuxインスタンスにrootとしてログインします。
2. /usr/sbin/sestatusを実行してSELinuxの設定を検証します。
3. SELinux=enabledの場合、以下がセキュリティポリシーの一部であることを確認する必要があります。
a. TDVインストールディレクトリー(TDVまたはBusiness Directory)に、そのディレクトリーとその下のすべてのファイル/ディレクトリーに対する読み取りおよび書き込み特権が必要であること。
b. TDVポート(許可するポートについては、『Installation Guide(インストールガイド)』の「Port Requirements(ポート要件)」セクションを参照してください)