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既存のTDVインスタンスの文書化
既存のTDVインスタンスのバックアップを作成する前に、インスタンスの主要な機能を文書化します。これらの設定は、後で新しいTDVインスタンスに適用され、公開されたリソースから返される結果の一貫性を確保します。
注: 既存のTDVインスタンスから新しいバージョンに直接アップグレードできない場合は、データベーススキーマの互換性を維持するために、TDVの複数のバージョンと複数のエクスポートおよびインポートのプロセスが必要になる場合があります。
次の表の設定を書き留めます。
設定
記録する情報
ポート
既存のインスタンスのポート番号。これは、新しいサーバーのインストールが完了した後、新しいインスタンスのポート番号を変更する必要がある場合があるためです。
認証メカニズム
認証のメカニズム。LDAPまたは別の動的認証を使用する場合は、同じ設定を新しいサーバーに適用する必要があります。この設定により、サーバー内で有効になるさまざまな認証メカニズムが決まります。
ユーザー/グループ
サーバーで作成されたグループと、これらのグループに属するユーザー。LDAP認証を使用する場合は、サーバーにインポートされたLDAPグループを書き留めます。
メタデータリポジトリ
リポジトリの場所のフルパスと管理者のユーザーIDおよびパスワード。
カスタムデータソース
イントロスペクトされたカスタムデータソースと、これらのソースをイントロスペクトするために使用されたカスタムドライバー。
外部ライブラリー
インスタンスから参照された外部ライブラリー。
JREフラグと、管理対象および管理対象外のメモリーを含むカスタマイズされた設定
既存のサーバーインスタンスの構成パラメーターの設定。[Administration(管理)]メニューから[Configuration(構成)]を選択し、関連するすべてのパラメーター設定を確認します。同様の結果とパフォーマンスが必要な場合は、新しいTDVインスタンスの設定が古いインスタンスの設定と一致している必要があります。