最初のいくつかの[Configuration(構成)]サブタブのプロパティは、値が1つしかないため、まとめて「シンプルなプロパティ」と呼ばれます。これらのプロパティでは、値のデータタイプ、許容値、およびアダプター指定の値を指定できます。

TDVで定義されたプロパティのデータタイプと許容値のフィールドは、ユーザーによる変更が許可されないため、グレー表示されます。カスタムプロパティを追加すると、そのようなフィールドが有効になります。

カスタムプロパティを追加するときは、次のいずれかのデータタイプをプロパティに割り当てることができます。

このプロパティの許容値のカンマ区切りのリストを入力します。

このプロパティの値を入力します。これは、このアダプターを使用するすべてのデータソースインスタンスのデフォルト値になります。

すでに値が指定されているプロパティもあれば、値が指定されていないプロパティもあります。グループレベルのフラグ、またはそれをオーバーライドするこのプロパティのフラグで、[Data source must specify value(データソースが値を指定する必要がある)]の値がTrueの場合は、データソースでプロパティ値を指定する必要があります。

作成されたデータソースは、アダプターによって定義されたプロパティの現在の値を継承します。その時点で継承は終了します。アダプターが後でこのプロパティの値を変更した場合、その変更はデータソースに伝播されません。データソースが値を空またはNULLに設定した場合でも、そのデータソースの有効な値は空またはNULLになります。

許容値を指定した場合、このプロパティにそれらの値のいずれかを入力する必要があります。そうせずにアダプター構成を保存しようとすると、エラーメッセージボックスが表示され、構成は保存されません。