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XMLファイルデータソースの追加
このデータソースをステージングマシンからエクスポートして本番マシンにインポートする場合は、ログディレクトリーのパスがC:\<staging>\logsからC:\<production>\logsに変更される可能性があります。データソースのインポート後には、ファイルデータソースのルートディレクトリーへのパスのみを変更する必要があり、このデータソースに対するクエリーを変更する必要はありません。ルートパスの変更後に、データを再イントロスペクトしてすべてのファイルの存在を確認してください。新しい場所のファイル構造が前の場所と異なる場合は、一部のファイルを追加/削除/変更する必要があります。
ファイルXMLデータソースをリソースツリーに追加した後で、そのファイルパスを変更することはできません。新しいファイルパスが必要な場合は、ファイルパスを削除して再作成してください。
ファイルXMLデータソースを追加するには
1.このデータソースを存在させるStudioリソースツリー内の場所を右クリックして、[新しいデータソース]を選択します。
2.[New Physical Data Source(新しい物理データソース)]ダイアログで、[File-XML(ファイル-XML)]を選択します。
3.[Next(次へ)]をクリックします。
4.データソースの名前を入力します。
5.次のいずれかを選択します。
ローカルファイルシステム
URL
6.ファイルがローカルファイルシステム上にある場合は、[Browse(参照)]を選択して、このデータソースのファイルのルートディレクトリーに移動します。
このオプションを使用すると、ディレクトリー内の1つ、複数、またはすべてのファイルを選択できます。また、すべてのディレクトリーと、ディレクトリー内の同じ形式のファイルをすべて選択することもできます。ただし、ディレクトリー内のすべてのファイルがカンマ区切り値(CSV)形式であっても、ヘッダー行が存在するかどうかなどの詳細な特徴が一致する必要があります。
7.ファイルが特定のURLに存在する場合は、そのURLを指定します。
ファイルの場所
重要な情報
FTP URL
HTTP、HTTPS、およびFTPのデータの読み取りがサポートされています。ファイルはテキスト形式で解凍する必要があります。
ネットワークの場所
単一のファイルのURLは、TDV Serverが実行されているマシンへの相対パスである必要があります。
Webサーバーのないマシン
TDV Serverが実行されているマシンにマップする必要があります。
8.データソースに接続するために(システム構成ではなく)ユーザー資格情報を指定する場合は、[Use Credentials(資格情報の使用)]を選択します。
フィールド
説明
[Domain(ドメイン)]
ユーザーのドメイン(複合など)
[User Name(ユーザー名)]
ユーザーの名前。
[Password(パスワード)]
ユーザーのパスワード。
9.文字セットエンコーディングの種類を指定するか、デフォルトを使用します。[Character Set(文字セット)]ドロップダウンリストには、ファイルXMLデータソースのデフォルトオプションである[auto-detect(自動検出)]が含まれています。これを使用すると、Studioによって文字セットを自動的に検出できます。
10.必要に応じて、次の構文を使用してXMLスキーマファイルの場所を入力します。
<namespace> <location> [<namespace> <location>]
 
- <namespace>はXMLスキーマのターゲット名前空間です。
- <location>はXSDファイルへの絶対パス(ファイルの名前を含む)です。
- ターゲット名前空間と場所の間には空白文字が必要です。
スキーマの解決に外部XSDファイルを使用する場合は、[Schema Location(スキーマの場所)]フィールドでXSDファイルの場所を指定します。システムにXMLスキーマを決定させる場合は、[Schema Location(スキーマの場所)]フィールドを空白にします。
例:
http://www.compositesw.com/services/webservices/system/admin/resource file:///C:/test.xsd
 
namespace
http://www.compositesw.com/services/webservices/system/admin/resource
location
file:///C:/test.xsd
11.必要に応じて、[No Namespace Schema Location(名前空間なしのスキーマの場所)]にターゲット名前空間を持たないXMLスキーマの場所を入力します。
12.ルートディレクトリーのフィルタリングにデフォルトのファイル拡張子を使用するか、フィルタリングするファイル拡張子の値を入力します。
フィルターのルール:
- *(アスタリスク)は、ファイル名の任意の文字が0回以上出現することを表します。
- ? (疑問符)は、ファイル名の任意の文字が1回だけ出現することを表します。
- ,(カンマ)はフィルター間のセパレーターです。
- \(円記号)は、*(アスタリスク)、?(疑問符)、または,(カンマ)を含むファイル名をエスケープするためのエスケープ文字です。
13.次のいずれかのボタンをクリックします。
[Create & Introspect(作成とイントロスペクト)]: イントロスペクトをすぐに続行します。
[Create & Close(作成して閉じる)]: データソースを作成します。後でイントロスペクトすることができます。
14.イントロスペクトをすぐに実行するか後で実行する方法については、「データソースメタデータの取得」を参照してください。