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イントロスペクション実装のパフォーマンスを改善するためのヒント
イントロスペクションのパフォーマンスを改善するために、次のことができます。
多数のCPUが搭載されたマシンにTDVサーバーを配置します。
データソースの[Connection Pool Maximum Size(接続プールの最大サイズ)]の設定値を大きくます(この数値が大きすぎると、物理データソースが影響を受ける可能性があることに注意してください)。この設定を変更するには、データソースを開いて[Advanced(詳細)]タブで設定を変更します。
データソース機能ファイルでintrospect.override_parallelism_degreeを設定します。サポートされているすべてのデータソースのデータソース機能ファイルは、次の場所にあります。
<TDV_install_dir>\apps\dlm
 
データソース機能ファイルのintrospect.override_parallelism_degreeをCPUの数よりも大きい数に設定すると、パフォーマンスが低下する可能性があります。ただし、TDVとデータソースの間にネットワーク遅延がある場合、これをCPUの数よりも大きい数に設定することで、TDVがデータソースからの応答を待機している間に処理を続ける可能性があります。この数は、データソースの最大プールサイズを超えることはできません。これは、現在の接続プールのサイズを変更せずに、プールの半分ではなく4分の3を使用したい場合などに適した方法です。
データソース機能ファイルでintrospect.max_batch_sizeを指定して、データソースのバッチ機能と一致するようにイントロスペクションのバッチ処理を調整します(バッチ処理は、DB2、Oracle、PostgresSQL、Teradata、およびOracle E-Business Suiteデータソースでサポートされています。デフォルトのmax_batch_sizeは999です)。