Windows

このセクションでは、WindowsプラットフォームでホストされているDocker環境でTDVクラスター構成として構成された2つのTDV Dockerコンテナーを起動する方法について説明します。TDV コンテナーが相互に通信できるようにするDockerネットワークを使用します。

Dockerのブリッジ、ホスト、macvlanet、およびユーザー指定のブリッジネットワークオプションは、このプラットフォームのTDVコンテナーで機能します。TDVを構成し、新しいActive Clusterを作成する方法については、『TDV Active Clusterガイド(TDV Active Cluster Guide)』を参照してください。

注: 両方のTDVコンテナーが実行され、アクセス可能であることを確認してください。

リソース構成: 小規模(POC/デモ環境): 2 CPU/コア、8 GBのメモリー、4 GBの永続的な読み取り/書き込み可能ストレージを備えた外部コンテナーボリュームのtdv-vol。

Windows固有の構成: 公開されているすべてのDVポートの-p <host-port>:<container-port>および--hostname=localhostまたは--hostname=<ip-or-hostname>。

TDV構成: ベースポート(9400)、管理者パスワード(デフォルト)、サーバーメモリー(デフォルト)。TDV Dockerイメージのデフォルト値については、Dockerfile.tdvを参照してください。

ネットワーク設定: ユーザーブリッジDockerネットワーク。

セットアップノード#1(タイムキーパー)

docker run -itd --net=user-bridge -p 9300:9300 -p 9301:9301 -p 9302:9302 -p 9303:9303 -p9304:9304 -p9305:9305 -p 9306:9306 -p 9400:9400 -p 9401:9401 -p 9402:9402 -p 9403:9403 --mount type=volume, source=tdv-vol-1, target=/opt/TIBCO --cpus=2.000 -m=8g --hostname=localhost --name tdv-timekeeper myrepo/tdv:8.3 tdv.server

ここで、Docker環境の外部からノード#1のポート9400にアクセスできることを確認します。

それが完了したら、『TDV Active Clusterガイド(TDV Active Cluster Guide)』の「新しいActive Clusterの作成(Creating a New Active Cluster)」セクションのTDV構成の手順に従います。

これにより、ノード#1に新しいDVクラスターがセットアップされます。

セットアップノード#2(タイムキーパー以外)

$ docker run -itd --net=user-bridge -p 10300:9300 -p 10301:9301 -p 10302:9302 -p 10303:9303 -p 10304:9304 -p 10305:9305 -p 10306:9306 -p 10400:9400 -p 10401:9401 -p 10402:9402 -p 10403:9403 --mount type=volume,source=tdv-vol-2,target=/opt/TIBCO --cpus=2.000 -m=8g --hostname=localhost --name tdv-node2 myrepo/tdv:8.3 tdv.server

ここで、Docker環境の外部からノード#2のポート9400にアクセスできることを確認します。

それが完了したら、『TDV Active Cluster Guide(TDV Active Clusterガイド)』の「Adding a TDV Server to an Active Cluster(Active ClusterへのTDV Serverの追加)」セクションのDV構成の手順に従います。

これにより、ノード#1で作成されたTDVクラスターに参加するようにノード#2がセットアップされます。

これで、DV Clusterが構成され、使用できるようになりました。

これを確認するには、ブラウザークライアントを開き、http://<IP_NODE_#1>:9400/managerにアクセスします。