ユーザーガイド > プロシージャ > SQLスクリプトの操作 > SQLスクリプトのパラメーターの設計
 
SQLスクリプトのパラメーターの設計
最初にパラメーターを設計してスクリプトを作成する場合は、[Parameters(パラメーター)]パネルでパラメーターを設計してから、[SQL Script(SQLスクリプト)]パネルでプロシージャを記述する必要があります。
注意: SQLスクリプトに入力パラメーターとして配列を含めると、Studioでスクリプトを実行するときに入力値を指定できます。
[Design Mode(設計モード)]をこのプロシージャで使用すると、プロシージャの入力/出力パラメーターを作成できます。
SQLスクリプトの実行の詳細については、「プロシージャまたはパラメーター化されたクエリーの実行」を参照してください。
[Parameters(パラメーター)]パネルでSQLスクリプトのパラメーターを設計するには
1.Javaプロシージャ」の説明に従って、新しいSQLスクリプトを作成します。
2.[Parameters(パラメーター)]タブを選択します。
3.右上の[Design Mode(設計モード)]チェックボックスをオンにして[Parameters(パラメーター)]パネルを編集可能にします。
Studioに[Design Mode Notes(設計モードのメモ)]ダイアログボックスが表示されます。
[Design Mode(設計モード)]チェックボックスを使用すると、[Parameters(パラメーター)]パネルからトップダウン設計を行うことができます。
[Parameters(パラメーター)]パネルを使用してインターフェイスを設計する場合、[SQL Script(SQLスクリプト)]パネルのSQL実装は自動的には更新されません。[SQL Script(SQLスクリプト)]パネルの定義と[Parameters(パラメーター)]の定義が、順序の指定も含めて一致していることを確認する必要があります。一致していない場合、スクリプトの実行時にエラーが発生します。
4.警告を確認し、[OK]をクリックします。
5.[Add(追加)]ボタンをクリックしてパラメーターの追加を開始し、データ型を選択します。
[Add(追加)]をクリックし、データ型を選択すると、デフォルトの名前と指定したデータ型で新しいパラメーターが追加されます。
サポートされているデータ型は次のとおりです。
バイナリー—BINARY、BLOB、VARBINARY
小数点—DECIMAL、DOUBLE、FLOAT、NUMERIC
整数—BIGINT、BIT、INTEGER、SMALLINT、TINYINT
文字列—CHAR、CLOB、LONGVARCHAR、VARCHAR
時間—DATE、TIME、TIMESTAMP
複合—CURSOR、XML
[Browse(参照)]オプションは、定義セットを選択するためのものです。定義セットの詳細については、トピック「定義セット」を参照してください。
6.パラメーター名を右クリックして[Rename(名前変更)]を選択し、新しい名前を入力します。
7.必要に応じて、パラメーターのデータ型を変更します。
a. データ型名を右クリックし、[Change Type(型の変更)]を選択します。
b. パラメーター名またはデータ型を右クリックし、ドロップダウンリストからデータ型を選択します。
c. オプションで、特定のデータ型の長さまたは桁数を指定します。
d. [OK]をクリックします。
8.パラメーターを選択し、[Cycle I/O Direction(I/O方向の循環)]をクリックして、パラメーターが入力、出力、またはその両方であるかどうかを示します。
[Cycle I/O Direction(I/O方向の循環)]ボタンは、カーソルに含まれるパラメーターには使用できません。
9.ナビゲーションボタンを使用して、パラメーターを上下左右に移動します。
上下のナビゲーションボタンは、複数のパラメーターがある場合に有効になります。
左ナビゲーションボタンは、CURSORパラメーターに対して有効です。右ナビゲーションボタンは、CURSORの最終パラメーターの直後にある行のパラメーターに対して有効です。
10.定義するすべてのパラメーターを指定したら、編集内容を保存します。
11.[SQL Script(SQLスクリプト)]パネルで、[Parameters(パラメーター)]パネルで設計したパラメーターを使用してプロシージャを完成させます。
12.スクリプトを保存します。
設計のパラメーターが[SQL Script(SQLスクリプト)]パネルのスクリプトのパラメーターと一致すると、そのスクリプトの名前が黒色で表示されます。