複合ビューの作成
ALPHA社の販売部門向けに、作成した3つのビュー(ViewOrder、ViewSupplier、ViewSales)からALPHA社のビジネスデータの単一の複合ビューを作成できます。これにより、データソースにアクセスする必要はなくなります。
複合ビューを作成するには
1.リソースツリーで[Shared(共有)] > sourcesを展開します。
2.CompositeViewという名前の新しいビューを作成します。
3.次のビューをドラッグして、CompositeViewの[Model(モデル)]パネルにドロップします。
- ViewOrder
- ViewSales
- ViewSupplier
4.ViewOrderのProductIDとViewSalesのProductIDを結合します。
5.ViewSalesのProductIDとViewSupplierのProductIDを結合します。
6.[Grid(グリッド)]パネルで、クエリーを次の列に制限します。
ViewOrder.*
ViewSales.ProductName
ViewSales.LeadTime
ViewSupplier.TransactionID
ViewSupplier.DateRequired
ViewSupplier.DatePromised
ViewSupplier.ShipDate
ViewSupplier.SupplierID
ViewSupplier.SupplierName
ViewSupplier.SupplierContactName
ViewSupplier.SupplierPhoneNumber
7.ビューを保存します。
8.ビューを実行します。結果の行1～50が表示されます。
9.[Result(結果)]パネルに表示された結果セットで、OrderID = 24かつTransactionID = 30の行を探します。結果の行1～150には、この条件に一致する行が複数あります。
10.[Result(結果)]パネルで[Load More Results(その他の結果を読み込む)]をクリックして、他の行を参照します。
行には次のデータが含まれています。
OrderID: 24
Status: open
OrderDate: 2003-02-06
CompanyName: Landmark Systems
CustomerContactFirstName: Joyce
CustomerContactLastName: Landers
CustomerContactPhone: (212) 333-1000
ProductID: 23
Discount: 0.05
ProductName: Widget 5
LeadTime: 1 Day
TransactionID: 30
DateRequired: 2003-02-10
DatePromised: 2003-02-10
ShipDate: 2003-02-12
SupplierID: 5
SupplierName: Good Supplies International
SupplierContactName: Justin Glory
SupplierPhoneNumber: (415) 665-8000
この結果セットは、顧客から報告された問題の統合ビューだけでなく、その問題の解決策を見つけるために使用できる情報も提供します。顧客に連絡して、割引を提案することができます。また、サプライヤーに連絡して問題の深刻さを報告し、値下げを交渉することもできます。
CompositeViewは、ビジネスソリューションを示す単一の統合ビューです。
11.[CompositeView]タブを閉じます。
必要に応じて各ビューを公開し、JDBCやODBCを介してサーバーに接続するクライアントアプリケーションで使用可能にすることができます。この場合は、ビューをTDVデータベーステーブルとして公開する必要があります。公開したビューをリレーショナルデータベーステーブルとして再利用して、さらにクエリーを実行できます。
公開の詳細については、『TDV User Guide(TDVユーザーガイド)』を参照してください。