TDV Server、Studio、およびBusiness Directoryへのサービスパックの適用

重要なバグ修正と追加機能が、各サービスパックでTDVに追加されます。

サービスパックでは通常、適切なスクリプトが生成されて使用可能になり、バックアップファイルが保存されるように、手順を慎重に整理する必要があります。

• OAuthを必要とする高度なデータソースアダプターを使用しているお客様は、最初にTDVをスタンドアロンサーバー(Monitorデーモンなし)として実行し、OAuthを一度セットアップしてから、MonitorデーモンでTDVを実行する必要があります。

• サービスパックのインストール後にマネージャーを実行すると、エラーメッセージ(「Unable to finish loading...(ロードを完了できません...)」)が表示されることがあります。このメッセージを無視してマネージャーを閉じてから再度開くことができます。

サービスパックを適用するには、次の手順を実行します。

1.必要に応じて、TDVおよびBusiness Directoryの完全バックアップを実行します。バックアップのエクスポートの詳細については、『TDV Administration Guide(TDV管理ガイド)』または『Business Directory Guide(Business Directoryガイド)』を参照してください。

2.Windowsにインストールする場合は、必ず[Run as Administrator(管理者として実行)]を使用してください。

3.Windowsの場合、repository/jreフォルダーに対して開いているウィンドウを必ず閉じてください。

4.TDV製品が実行中の場合は、リポジトリまたはキャッシュとして使用されているすべてのプロセスとデータベースを含め、それらを停止します。

5.サービスパックのzipファイルを<TDV_install_dir>にコピーします。

7.既存のファイルを置き換えるかどうかを尋ねられたら、「Yes(はい)」と答えます。

ファイルを置き換えるかどうかを尋ねられなかった場合、パッチは<TDV_install_dir>以外のディレクトリに抽出されています。パッチは適切なインストールディレクトリに抽出する必要があり、そのディレクトリ内のファイルを上書きする必要があります。

8.次のスクリプトを1つ以上実行して、製品をアップグレードします。

製品	ディレクトリ	スクリプト
TDV Studio	bin	studio_upgrade_patch.bat
TDV Server	bin	cis_upgrade_patch.<sh\|bat>
TDV Business Directory	bin	bd_upgrade_patch.<sh\|bat>

スクリプトの実行が終了すると、TDV ServerとBusiness Directoryサーバーが再起動されます。スクリプトの実行が終了したら、Studioなどのクライアントアプリケーションを再度開くことができます。

9.TDV Serverからデフォルトのデータベースキャッシュへの依存関係を構成するには、次の手順を実行します。