デプロイメント計画のインポートと実行
以前にエクスポートしたデプロイメント計画(「
デプロイメント計画のエクスポート」を参照)をインポートして実行できます。エクスポートしたデプロイメント計画を実行する場合は、ターゲットサーバーが実行されていて、Deployment Managerでオンラインに設定されている必要があります。計画の作成元のソースサイトが稼働している必要はありません。
現時点では、デプロイメント計画のインポートと実行はコマンドラインツールでのみ実行できます。ユーザーインターフェイスに同様の機能はありません。
デプロイメント計画をインポートして実行するには
1.エクスポートした計画パッケージファイルを見つけ、コピーしてローカルマシンに貼り付けます。
注意: 計画パッケージ名に(や)などの特殊文字を使用することはできません。同じ名前で複数回エクスポートすると、Deployment Managerによってデフォルトで(1)、(2)などが計画パッケージ名に追加されるため、実行する前に計画パッケージの名前を変更する必要がある場合があります。
2.ターゲットサーバーを起動し、オフラインモードに設定されていないことを確認します。
a. Deployment Managerを実行します。
b. [SITES(サイト)]をクリックします。
c. ターゲットサイトを選択します。
d. [General(全般)]タブをクリックして、[Server Offline(サーバーオフライン)]がオフになっていることを確認します。
3.コマンドラインツールで次のコマンドを使用して計画を実行します。
dm_apply_plan.[bat|sh] -password [password] -package [path/plan package] -server <hostname> -port <port_number> -user <user_name> -domain <domain_name> -encryptionPassword <encryption password> -ignoreEncryption -verbose
例:
./dm_apply_plan.sh -password admin -package C:\\users\\jsmith\\downloads\\plan_package.pkg -server localhost -port 9410 -user admin -domain composite -encryptionPassword 123456 -verbose
C:\\users\\jsmith\\downloads\\plan_package.pkgは、実行計画パッケージのパスとファイル名です。Windowsマシンでは二重円記号が必要であることに注意してください。
ignoreEncryptionオプションを使用した例:
./dm_apply_plan.sh -password admin -package C:\\users\\jsmith\\downloads\\plan_package.pkg -server localhost -port 9410 -user admin -domain composite -ignoreEncryption -verbose
C:\\users\\jsmith\\downloads\\plan_package.pkgは、実行計画パッケージのパスとファイル名です。Windowsマシンでは二重円記号が必要であることに注意してください。
注意: -ignoreEncyptionオプションを使用すると、有効な暗号化キーが提供されたかどうかに関係なく、すべてのバックアップデータがインポートされます。これは、インポートが失敗しないことを意味します。このオプションを使用すると、バックアップデータを部分的にインポートできます。ただし、インポートプロセスでは、暗号化されていないデータ、または提供された暗号化キーを使用して復号化できるデータのみがインポートされます。暗号化されたバックアップデータのうち復号化できないデータはすべて空の値としてインポートされ、それ以外は正常にインポートされます。
バックアップデータ内のすべての暗号化された値が該当します。これには、データソースやLDAPドメイン接続パスワードも含まれます。
4.計画内のリソースがターゲットサーバーに移行されていることを確認します。