ネストされた集計関数の動作のチューニング
いくつかのデータソースはネストされた集計関数をサポートしていますが、サポートしていないデータソースもあります。その一方で、これらの機能をチェックすると、パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。TDV構成パラメーターを使用すると、ネストされた集計関数のSQLクエリーをチェックするかどうかを指定できます。
たとえば、Netezzaはネストされた集計関数をサポートしていないため、Netezzaデータソースにプッシュされるクエリーについて[Check if nested aggregates is supported by datasource(ネストされた集計がデータソースでサポートされているかどうかをチェックする)]をFalseに設定すると、パフォーマンスを向上できます。
ネストされた集計関数は次のようなものです。
SELECT AVG(MAX(salary)) FROM employees GROUP BY department_id;
SQLのネストされた集計関数を見つけるには
1.Studioを開いてログインします。
2.[Administration(管理)]メニューから[Configuration(構成)]を選択します。
3.[Check if nested aggregates is supported by datasource(ネストされた集計がデータソースでサポートされているかどうかをチェックする)]に移動し、このパラメーターを選択します。
4.Trueを選択します。