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OracleおよびMS SQL Serverのフェッチサイズの指定
OracleまたはMS SQL Serverデータソースから取得した行の各バッチでフェッチされるデータの量を制御できます。データソース機能ファイルのfetch_size属性は、ResultSet.nextの呼び出しごとにデータソースからフェッチされる行数を制御します。
fetch_sizeの調整はオプションであり、パフォーマンスチューニングのみを目的としています。必ずこの調整の効果をテストして、パフォーマンスが向上するかどうかを確認してください。fetch_sizeの構成値がゼロまたは負の場合は、ドライバーのデフォルト値が使用されます。
注意: フェッチサイズが小さすぎると、パフォーマンスが低下する可能性があります。
OracleまたはMS SQL Serverバッチフェッチサイズを変更するには
1.データソース機能ファイルを含む次のディレクトリーを見つけます。
<TDV_install_dir>\conf\adapters\system\
 
2.メモ帳などのテキストエディターを使用して、データソースのディレクトリーにある機能ファイルを開きます。
microsoft_sql_server_2008_values.xml
 
oracle_11g_oci_driver_values.xml
oracle_11g_thin_driver_values.xml
 
3.fetch_size属性のコメントを解除し、その値を設定します。例:
<ns5:attribute xmlns:ns5="http://www.compositesw.com/services/system/util/common">
<ns5:name>/runtime/iud/fetchSize</ns5:name>
<ns5:type>INTEGER</ns5:type>
<ns5:value>12345</ns5:value>
<ns5:configID>jdbc.fetch_size</ns5:configID>
</ns5:attribute>
 
4.機能ファイルを保存します。