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TRANSACTION_LOG
TRANSACTION_LOGシステムテーブルは、トランザクションログの読み取り専用ビューを提供します。このビューには、トランザクションのコミットが失敗した場合に備えて、ライフサイクル中のトランザクションの状態が格納されます。ログデータを使用して、トランザクションの失敗からデータを手動で回復できます。場合によっては、システムはこのデータを使用して、中断されたトランザクションを完了することができます。
成功したトランザクションは、コミットまたはロールバック操作が完了すると、ログから自動的に削除されます。失敗したトランザクションはログに残ります。
テーブルビューには、ACCESS_TOOLSおよびREAD_ALL_STATUS権限が必要です。
TDVJDBCデータタイプ
Nullable(Nullを許可)
説明
TYPE
VARCHAR(28)
 
トランザクションログエントリのタイプを示します。次のいずれかになります。
Begin transaction (manual)—Start a transaction supporting manual recovery.
Begin transaction (auto)—Start a transaction supporting both manual recovery and automatic compensation.
Execute SQL—Execute a SQL statement.
Add work unit—Add a work unit (an insert, update, or delete action on a data source).
Begin commit
End commit
Fail commit
Begin rollback
End rollback
Fail rollback
Server restart
Begin work unit commit
End work unit commit
Work unit commit failure
Work unit commit in doubt
Begin work unit rollback
End work unit rollback
Work unit rollback failure
Being work unit compensate
End work unit compensate
Work unit compensate failure
<g1>SERIAL</g1>
BIGINT
 
トランザクションログエントリの一意のシリアル番号
<g1>TIMESTAMP</g1>
BIGINT
 
ログエントリが作成された時間(ミリ秒)
TRANSACTION_ID
BIGINT
 
このログエントリが適用されるトランザクションの一意のID
WORK_UNIT_ID
BIGINT
はい
ワークユニットエントリの場合、これは一意のIDです。それ以外の場合はNULLです。
MESSAGE
BLOB
はい
SQLの実行および作業単位の追加のためのSQLステートメントが含まれています。障害タイプの例外メッセージが含まれています。それ以外の場合はNULLです。