[Indexes(インデックス)]パネルでのビューまたはテーブルの主キーの定義
Studioのビューエディターとテーブルエディターで[Indexes(インデックス)]パネルを使用すると、データソースにすでに存在する既存のインデックスと主キーのメタデータラベルを作成できます。ビュー内の列をインデックス付きまたは主キーとしてマークできます。
主キーはインデックスに似ています。主キーとして指定された列は、その列のすべての値が一意であることを表します。つまり、列が主キーに設定されると、その列のインデックスが作成されるだけでなく、通常は、ネイティブデータソースによって、その列のすべての値が必ず一意になり、この一意性は更新と挿入のたびに保証されます。
インデックスと主キーを識別することにより、TDVクエリーエンジンは論理アルゴリズムを使用して、データソースの編成を活用するより高速で効率的な結合を実現できます。
インデックスを定義して公開するには
1.ビューまたはテーブルエディターを開き、[Indexes(インデックス)]タブをクリックします。
2.[Add(追加)]をクリックします。
3.[New Index(新しいインデックス)]ウィンドウで、インデックスの名前を入力し、[OK]をクリックします。
次の画面に示すように、インデックスはビューの列の射影とともに一覧表示されます。
4.インデックスの列を選択し、右矢印ボタンをクリックします。
必要な数の列を追加できます。インデックスに列を追加すると、使用可能な列のリストとインデックス付きの列の間で同期されることがわかります。
5.[Unique(一意)]または[Primary Key(主キー)]ボックスを選択して、インデックスの種類を示します。
[Primary Key(主キー)]を選択すると、[Unique(一意)]ボックスが自動的に選択されます。
[Unique(一意)]インデックスは、重複する値を取得したくない場合に使用します。主インデックスにも同じことが当てはまります。ただし、テーブル内で、主キーとしてマークするインデックスは1つだけ持つことができますが、一意としてマークするインデックスは複数持つことができます。
6.(オプション)さらに列をインデックスとしてマークするには[Add(追加)]ボタンを使用し、既存のインデックスとして不適切にマークされている列を削除するには[Delete(削除)]ボタンを使用します。
7.リソースを保存します。
8.インデックス付きリソースを公開して、外部クライアントがインデックスを利用できるようにします。
9.システムテーブルALL_INDEXES (Data Services/Databases/system内)を開きます。
10.[Columns(列)]タブの[Show Contents(コンテンツを表示)]をクリックして、システムで使用可能なすべてのインデックスの詳細を表示します。
データソーステーブルを公開している場合、それらのリソースのインデックスもALL_INDEXES内に一覧表示されます。
11.[Result(結果)]パネル出力の行をクリックして、結果の詳細を表示します。配列でEXTENDを使用してBIGINT数値を生成するなど、結果セットのサイズが非常に大きくなる場合、Studioでは暗黙的に一部のデータが切り捨てられることがあります。