フローの作成

データワークベンチのキャンバスは、公開するオプションを備えたSQLベースのビューを作成するためのセルフサービスインターフェイスを提供します。ユーザーが作成するフロー図は、データ系統の背後にあるロジックへの迅速な洞察を提供します。

次の手順に従って、データワークベンチ画面でデータフロー図を作成します。

データワークベンチにアクセスするには、データワークベンチのランディングページにある[新しいフローの作成]ボタンをクリックするか、[データカタログ]画面の[フローの作成]オプションを使用します（既存のフローまたはデータストアを選択します）。

デフォルトでは、フローの名前は「フローn」（nは連番）です。フローの名前を変更するには、データワークベンチでフローの名前をダブルクリックして変更します。

注意：フロー名には、ダブルクオート、シングルクオート、「/」、「<」、「>」などの特殊文字は使用できません。

[操作]パレットから[データセット]アイコンをドラッグして、キャンバスにドロップします。

まだ選択されていない場合は、キャンバス上のデータセットノードを選択します。データセット構成ペインがキャンバスの下に表示されます。

注意：多くのデータセットをキャンバスにドラッグ＆ドロップして、それらを異なるデータソースに個別に設定することができます。

[データセット構成]ペインで、[データセットの選択]ボタンをクリックして、データセットに関連付けるデータソースを選択します。「データセットの追加」ウィンドウにデータソースのリストが表示されます。このリストには、Web UIを使用して作成された既存のフローと他の公開されたリソースが含まれています。

データソースを選択し、[OK]をクリックします。

-データセットで使用可能なすべての列が、[データ構成]ペインの[列]タブに表示されます。

-データセットのプレビューがプレビューペインに表示されます。列ヘッダーをクリックすると、列を並べ替えることができます。

-表示専用のSQLクエリが[クエリ]ペインに表示されます。

操作パレットから、データを操作するために実行したい操作をドラッグ＆ドロップします。各操作の詳細については、「操作パレット」の項を参照してください。

フローは自動保存され、データカタログで表示できます。データフロー図が作成されたら、フローを公開するか、レビューしてさらに変更を加えるかを選択できます。

フローの検証

ノードの構成が不完全または正しくない場合、キャンバス上にあるノードの右側に警告記号が表示されます。警告記号の上にマウスを置くと、警告の正確な理由がツールチップに表示されます。

ノードの警告に加えて、キャンバスの下に表示される[リソース構成]ペインにもエラーメッセージが表示されます。

キャンバス上にあるノードは、ノードの右上隅に表示される削除アイコンをクリックするだけで削除できます。ノードの上にマウスを置くと、削除アイコンが表示されます。

データフロー図のノードは、ドラッグして目的のノードに再接続するだけで再配置できます。フローにエラーがある場合、ノードの右側に警告記号が表示されます。

フローを編集すると、フローエディタアクションの変更履歴が維持されます。キャンバスの右上隅にある[変更履歴]リストから状態を選択するだけで、フローの以前の状態に戻すことができます。履歴は、フローがキャンバスでアクティブであるセッションについてのみ維持されます。