クライアントインターフェイスガイド > TDV用TIBCO ADO .NET 2020データプロバイダー > ADO.NET(Entity Framework Core)の使用 > EFCoreASP.NETアプリケーション
 
EFCoreASP.NETアプリケーション
EntityFrameworkコアプロバイダーを登録する
Entity Framework Coreプロバイダーを登録するには、次の手順を実行します。
1. インストールディレクトリのlib-> netstandard2.0サブフォルダにあるSystem.Data.CompositeClient.dllへの参照を追加します。
2. インストールディレクトリのlib-> netstandard2.0-> EFCORE21サブフォルダにあるTIBCO.EntityFrameworkCore.Composite.dllへの参照を追加します。
3. プロジェクトをビルドして、EFコアを使用するためのセットアップを完了します。
データモデルの作成
アプリケーションのコンテキストクラスとエンティティクラスを作成する際に採用できるアプローチは2つあります。コードファーストアプローチアプローチでは、クラスを手動で作成することでモデルを微調整できます。または、リバースエンジニアリング(スキャフォールディング)を利用して、TDVスキーマからこれらのクラスを自動的に生成することもできます。
依存性注入によるコンテキストの登録
MVCコントローラーがCompositeContextを利用するには、依存性注入に登録する必要があります。 Startup.csの先頭に以下を追加します。
 
using MySolutionName.Models;
using Microsoft.EntityFrameworkCore;
次に、Startup.csでConfigureServicesメソッドを見つけて、最後に以下を追加します。
 
var connection = @"Host=myHost;Domain=myDomain;DataSource=myDataSource;User=myUser;Password=myPassword";
services.AddDbContext<CompositeContext>(options => options.UseComposite(connection));
コントローラとビューの作成
Webアプリのコントローラーとビューを作成するには、以下の手順に従います。
1. ソリューションエクスプローラーでControllersフォルダーを右クリックし、[追加]-> [コントローラー...]に移動します。
2. Entity Frameworkを使用して、ビューを含むMVCコントローラーを選択し、[追加]をクリックします。
3. モデルクラスをテーブル/ビューに対応するクラスに設定し、データコンテキストクラスをCompositeContextに設定します。
4. [追加]をクリックします。コントローラの名前に注意してください。
アプリケーションの実行
コントローラとビューが設定されたので、[デバッグ]-> [デバッグなしで開始]を使用してアプリを起動できます。その後、アプリがブラウザで起動します。 <アプリのベースURL>/<コントローラーの名前から末尾の「Controller.cs」を引いたもの>に移動すると、データを見つけることができます。