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UNIXでのTDVサーバーの自動起動の設定
ソフトウェアのインストール後にUNIXインストールマシンを再起動した場合、TDV Serverとメタデータリポジトリは自動的に起動しません(ソフトウェアのインストールが成功した後に自動的に起動する場合とは異なります)。 UNIXの再起動時に自動的に起動するように構成するには、次の手順を使用します。
TDVサービスファイルcsw.repositoryおよびcsw.serverを設定するには
1. rootとしてインストールマシンにログインします。
2. TDVインストールディレクトリに移動します。
cd <TDV_install_dir>/bin
 
3. rootユーザーとして次のコマンドを実行します。
cis_install_services.sh
 
このコマンドは、サービスファイルcsw.repositoryおよびcsw.serverをインストールおよび設定するために必要なユーザー名およびその他の詳細の入力を求めます。
4. TDVを開始するユーザーの名前(rootユーザーではない)および要求されたその他の情報を入力します。
次に、スクリプトはcsw.repositoryとcsw.serverをインストールマシンの適切な場所にインストールし、それらを構成します。設定が完了すると場所が画面に表示されます。以下の確認手順で必要になるため、この場所をメモしてください
注: csw.repositoryまたはcsw.serverスクリプトを直接実行しないでください。これらは、cis_install_services.sh専用のテンプレートファイルです。
cis_install_services.shを実行しても、リポジトリまたはサーバープロセスは中断されませんが、UNIXコンピューターの再起動時にこれらのプロセスを自動的に開始するようにマシンが準備されます。
5. rootユーザーとして次のコマンドを実行します。
cd <init_directory>
chmod 550 csw.repository
chmod 550 csw.server
 
init_directoryの値は、オペレーティングシステムによって異なります。
Linux:/etc/rc.d/init.dまたは/etc/rc.d
AIX:/etc/rc.d/init.d
TDVサービスファイルの設定を確認するには
1. cis_install_services.shの実行から前述の場所に移動します
注:スクリプトcis_install_services.shのコンソール出力には、正確な場所が表示されます。
2. 次のコマンドを入力します。
./cis.repository restart
./cis.server restart
./cis.cache restart
 
これで、マシンが再起動された場合、マシンの準備が整うと、モニター、サーバー、およびリポジトリのプロセスが自動的に開始されます。