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バイナリーリテラル
TDVは、次のリテラルをサポートしています。
バイナリー<ビット文字列リテラル>
16進数の<ビット文字列リテラル>
基数2のバイナリーリテラル
2進ビット文字列は、0個以上の2進数(ビット)の任意のシーケンスであり、それぞれの値は0または1です。
基数2のバイナリーリテラルlは、大文字と小文字を区別しない「b」で始まり、直後に0または1を含む区切り文字列が続くSQLリテラルです。例: B'10101' または b’’(文字列が空の場合)。
バイナリーの長さ
バイナリーの長さは、文字列の長さを8で割ったものになります。文字列の長さが8未満の場合、バイナリーの長さは1になります。
:基数2の内容は内部で基数16に変換されます。
基数16の16進リテラル
16進ビット文字列は、0個以上の16進数字(16進)の任意のシーケンスです。 hexitは、任意の数字(0〜9)または任意の文字A〜F(大文字と小文字を区別しない)にすることができます。
基数16の16進数は、大文字と小文字を区別しない「x」で始まり、直後に大文字と小文字を区別しない区切り文字列0-9a-zが続くSQLリテラルです。例-X'ABF 'またはx' '(文字列が空の場合)。
バイナリーの長さ
バイナリーの長さは、文字列の長さを2で割ったものになります。文字列の長さが1の場合、バイナリーの長さは1になります。
0xスタイル
バイナリーリテラルは、ゼロで始まり、直後にxが続く場合もあります(大文字と小文字は区別されません)。例を次に示します。
0xBEEFDEAD
0XBADDAD
0X
リテラルの比較
バイナリーリテラルを比較できます。例を次に示します。
1. x'0A '= B'00001011' –TRUEを返します。
2. x'000A '= B'00001011' –FALSEを返します。
:TDVは先行ゼロをトリミングしないため、x'000A 'はBINARY(1)と同等ですが、x'0A'はBINARY(2)と同等です。