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SHL関数
SHL関数は、数値の2進表現のビットを左シフトします。
サンプル構文
INT1SHL(arg1, arg2[, arg3])
備考
arg1をarg2ビットだけ左にシフトし、右側をゼロで埋めます。
arg3が存在する場合、シフトされる前にarg1はarg3とANDされます。
左ビットシフトごとに数値が2倍になります。
次の表に、SHLの例を示します。ほとんどの例ではINT1を使用しています。
関数入力
結果
コメント
INT1SHL(1,0)
1
Arg2は0であるため、シフトは発生しません。
INT1SHL(1,1)
2
 
INT1SHL(3,2)
12
 
INT1SHL(3,10)
12
Arg2は10であり、2 mod 8(INT1のビット数)と同じであるため、結果はINT1SHL(3,2)と同じになります。
INT1SHL(27,1,14)
20
Arg3が存在します。 27(0001 1011)は14(0000 1110)とAND演算され、結果は10(0000 1010)になります。左に1シフトすると、20(0001 0100)になります。
INT1SHL(127,1)
 
 
INT2SHL(127,17)
 
 
INT1SHL(-2,1)
 
 
INT1SHL(-127,0)
 
 
INT1SHL(-127,1)
2
 
INT1SHL(-128,0)
0
 
INT2SHL(-128,0)