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LE_DST
戻り値は、レーベンシュタイン編集距離アルゴリズムに従って2つの入力文字列がどの程度異なるかを示します。値0は、文字列が変更なしで同等であることを示します。アルゴリズムは、最初の文字列を2番目の文字列に変更するために必要な変更の数を計算します。文字列では大文字と小文字が区別されます。変更とは、1文字の追加、削除、大文字小文字の変更、置換などの変更です。
構文
le_dst (<str_expr_1>, <str_expr_2>)
SELECT le_dst('sow','show')
上記のクエリは1の値を返します(文字hの追加)
 
SELECT le_dst('hello','Hollow')
上記のクエリは3の値を返します。
(oの代わりにeを使用し、Hを大文字にし、wを追加します)。
備考
文字列の比較では大文字と小文字が区別されるため、upper()やlower()などの関数を使用して、比較の前に文字列の大文字と小文字を変更し、大文字と小文字を変更する変更を無視できます。たとえば、select le_dst( 'Smith'、 'SMYTH')は、4の値を返します(3つの大文字の変更と1つの文字の置換)。関数selectle_dst(upper( 'Smith')、 'SMYTH')は、値1(I/Y文字の置換)を返します。