リファレンスガイド> SQL関数のTDVサポート> 文字関数> TRIM
 
TRIM
TRIM関数は、指定された文字(デフォルト:ブランク)のすべてのインスタンスを入力文字列から削除します。デフォルトでは、TRIMは入力文字列(BOTH)の最初と最後から文字を削除します。 TRIMは、文字列の先頭(LEADING)または文字列の末尾(TRAILING)から文字を削除できます。
構文
TRIM ( [ [ BOTH | LEADING | TRAILING ] [character_to_trim] FROM] string)
 
備考
入力文字列がNULLの場合、出力もNULLになります。それ以外の場合、出力は文字列です。
文字列内の文字もトリミングする場合は、REPLACE関数を使用します。 (REPLACEを参照してください。)
トリミングする文字が指定されていない場合、TRIM関数はASCIIスペース文字(値32)を削除しますが、Unicodeノーブレークスペース文字(値160)は削除しません。
次の表に、有効な入力タイプとそれに対応する出力タイプを示します。
文字列のデータタイプ
出力タイプ
CHAR、LONGVARCHAR、VARCHAR、NULL
入力データタイプと同じです。
この例では、文字列から先頭と末尾のASCIIスペース文字をすべて削除して、「ababa」を作成します。
SELECT TRIM (' ababa ')
FROM /services/databases/system/DUAL
 
この例は、上記の例と同等です。
SELECT TRIM (BOTH ' ababa ')
FROM /services/databases/system/DUAL
 
このTRIM関数は、次の結果になります。
SELECT TRIM (BOTH 'a' FROM 'ababa')
FROM /services/databases/system/DUAL
 
このTRIM関数は、babaになります。
SELECT TRIM (LEADING 'a' FROM 'ababa')
FROM /services/databases/system/DUAL
 
このTRIM関数は、次のようになります。
SELECT TRIM (TRAILING 'a' FROM 'ababa')
FROM /services/databases/system/DUAL