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サードパーティのJDBCドライバ(タイプ3)を使用したデータソースの設定
TDVデータソースには、サードパーティー製のJDBCドライバー(タイプ3)が必要な場合があります。このセクションでは、このようなドライバーをTDV Dockerコンテナーにインストールする方法について説明します。
例(Linux x64プラットフォーム用のSAP JCoサードパーティー製JDBCタイプ3ドライバーのインストール)
1.SAPからダウンロードした最新のSAP JCo JDBCタイプ3ドライバーを検索します。
そのドライバーをダウンロードする場所の詳細については、『TDVユーザーガイド(TDV User Guide)』の「SAP Javaコネクターライブラリーのインストール(Installing the SAP Java Connector Library)」のセクションを参照してください。
2. SAPから提供されているSAP JCo JDBC type 3 driver (linux x64)をTDVコンテナにインストールします。linux x64版のインストール方法については、TDVユーザーガイドの「SAP JCoのUNIXへのインストール」の項を参照してください。
sudo cp <sap-cjo-tgz-file> /var/lib/docker/volumes/<tdv-container-volume-name>/_data/TDV_Server_<tdv-version>/tmp
: 上記の例では、tdv-volが有効であること、Dockerホスト上でdefault docker network bridgeが動作していること、有効なTDV Docker Serverコンテナがすでに存在し、動作していることを想定しています。
<tdv-container-volume-name>に関する詳細については、「参考資料:」を参照してください。
3. TDVコンテナーを停止します。
4. 以下のコマンドを実行します。
$ cd TDV_Server_ <バージョン>
$ cp sapjco<version>.jar apps/dlm/app_ds_[sap|sapbw|sapbwbex]/lib
$ cp libsapjco<version>.so apps/server/lib/svn/lib64
5. TDVコンテナを再起動します。
6. 以下のコマンドを実行します。
$ docker exec -it <TDVコンテナー名>/bin/bash
$ cd TDV_Server_ <バージョン>
$ export LD_LIBRARY_PATH=apps/server/lib/svn/lib64
$ ./jdk/bin/java -jar apps/dlm/app_ds_[sap|sapbw|sapbwbex]/lib/sapjco<version>.jar
このコマンドではエラーが発生しません。
7. これで、SAPデータソースをイントロスペクトする準備が整いました。