DockerからのJVM設定
このセクションでは、既存のJVM設定を確認し、Docker環境でTDVサーバーのカスタム設定を追加する方法について説明します。
既存の設定を確認するには
1. 「script_env.sh」ファイルの内容を一覧表示します。このファイルは、TDV ServerにカスタムJVMオプションを追加した場合に存在します。
cat conf/script_env.sh
2. TDV Serverに設定されているLinux JVMのデフォルトの引数を 「server.properties 」ファイルで検索します。
cat conf/server/server.properties | grep "linux.vmargs"
TDVサーバーのカスタムJVM設定を追加するには
次の手順に従って、カスタムJVM設定を追加します。
1. <TDV_INSTALLDir>/conf に移動します。
$ cd ./<TDV_INSTALL_DIR>/conf
2. script_env.sh.sample を script_env.sh にコピーします。
$ cp script_env.sh.sample script_env.sh
3. script_env.sh をテキストエディター（nano）で開き、最後の2行をコメントアウトします。
<g1>$ nano script_env.sh</g1>
<g1># CIS_SERVER_VM_ARGS=</g1>
<g1># export CIS_SERVER_VM_ARGS</g1>
4. script_env_sh ファイルを修正して、ファイルの最後に以下のような内容を記述します。
CIS_SERVER_VM_ARGS="-Djavax.net.debug=all -Ddrill.java.home =/data/opt/TIBCO/<TDV_INSTALL_DIR>/jdk -server -XX：+ HeapDumpOnOutOfMemoryError -XX：HeapDumpPath =/data/opt/TIBCO/< TDV_INSTALL_DIR>/logs -XX：+ UseG1GC -XX：MaxGCPauseMillis=200 -Xmx2048m -Djava.library.path =/data/opt/TIBCO/<TDV_INSTALL_DIR>/apps/server/lib/svn/lin64 "
CIS_SERVER_VM_ARGSをエクスポートします
注: CIS_SERVER_VM_ARGS の内容は、<TDV_INSTALL_DIR>/conf/server/ server.properties というファイルから取得できます。