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クラスターモードインスタンスとしてのTDVのデプロイメント
このセクションでは、クイックスタートスクリプトを使用してTDVをクラスターモードとして展開する方法について説明します。
TDVコンテナーオーケストレーションの実装については、「TDVコンテナーオーケストレーションのアーキテクチャ」 を参照してください。
TDVインスタンスをクラスターモードとして実行する例
次のコマンドを実行して、TDVをクラスターモードとして実行します。
$ ./run_tdv_helmchart.sh --set tdv.replicas=2,tdv.image=“<REPO_URL>/tdvk8s:8.5,tdv.cluster.externalIPs="{100.20.30.20}",tdv.cluster.loadBalancerSourceRanges="{100.20.30.0/12}"
以下のようなログが表示され、開始するポッドの数、クラスター内のワーカーノードの数、ワーカーノードの名前、および一連の経過時間が示されます。ポッドの準備ができると、どのポッドが実行を開始したかを示すメッセージが表示されます。
 
Request to start “2” TDV server pod(s).
Available worker nodes: “3”
Worker node names: “tdv-k8s-1 tdv-k8s-2 tdv-k8s-3”
 
Waiting for TDV Server pod “tdv-0” to start.
............................ (30s elapsed)
............................ (60s elapsed)
............................ (90s elapsed)
........................... (120s elapsed)
........................... (150s elapsed)
........................... (180s elapsed)
........................... (210s elapsed)
........................... (240s elapsed)
........................... (270s elapsed)
............................
TDV pod “tdv-0” is now running after 300s
次のコマンドを実行して、特定のポッドのステータスを確認します。
$ kubectl describe pod <pod name> -n tdv
run_tdv_helmchart.sh」の出力でポッドとサービスの準備ができたことが確認できたら、外部IPを使ってTDVサービスにアクセスできるようになります。TDVクラスター内のいずれかのTDVポッドにモニター用の外部IPを設定したい場合は、「run_tdv_haproxy.sh」を実行して、外部IPでアクセスできるようにTDVポッドを公開するサービスを作成する必要があります。TDV HAProxyサービスは、TDVポッドに関連付けられており、サービスのために固有の外部IPを必要とするため、一度に1つのTDV HAProxyサービスしか設定できないことに注意してください。このスクリプト「run_tdv_haproxy.sh」の使用方法については、「クイックスタートスクリプトを使用したTDV HAProxyサービスのインストール」を参照してください。