リファレンスガイド> TDV SQLスクリプト> SQLスクリプトステートメントリファレンス> SELECT INTO
 
SELECT INTO
システムが受け入れるSELECTステートメントは、SELECT INTO形式を使用している限り、スタンドアロンのSQLスクリプトステートメントとしてSQLスクリプトで使用できます。
構文
SELECT <projections> INTO <varListOrRowVariable>
FROM . . .
備考
INTO句のないスタンドアロンのSELECTステートメントは、プログラムの状態に何も影響を与えないため、オプティマイザーによって許可されず、破棄されます。
変数は、同じタイプのリテラルが許可されている場所であればどこでもSQLステートメントで許可されます。
BOOLEAN型とROW型はSQLではサポートされていません。
SQLステートメントの列ではなく変数であることに注意するための特別な構文はないため、変数の名前を宣言するときは注意が必要です。競合がある場合、その名前は変数名ではなく列名として解釈されます。
SELECT INTOを使用する場合、カーソルは1行を返す必要があります。行を返さないか、複数の行を返す場合、例外が発生します。
SELECT INTOの使用は、1つのステートメントで開かれ、1行をフェッチし、閉じられるため、「暗黙カーソル」と呼ばれることがあります。
PROCEDURE selinto_ex ( )
BEGIN
  DECLARE a INTEGER;
  DECLARE b DATE;
 
  SELECT col1, col2 INTO a, b FROM T WHERE x = 1;
END