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例-サードパーティのSSL証明書を取得して、サーバーとStudioのトラストストアにインストールする方法は?
説明のために、次のことを想定します。
証明書プロバイダーから、次の3つの証明書で構成される証明書チェーンが送信されます。
1. clu_win64.com.cer
2. sub1.clu_win64.com_clu_win64.com_.cer
3. sub2.clu_win64.com_sub1.clu_win64.com_.cer
「root.jks」という名前のキーストアファイルを使用して秘密キーを保存しています。
TDV Serverはlocalhost:9400で実行されており、C:\apps\tdvフォルダーにインストールされています。
 
以下の手順に従ってSSL証明書を取得し、Studioに接続します。
1.秘密鍵を作成します。
C:\apps\tdv\jdk\bin\keytool -genkey -alias AliasForMyCertificates -keyalg RSA -keystore KeyStoreForMyCertificates.jks -keysize 2048
2.秘密鍵を使用してCSR要求(つまり、新しい証明書を要求するためのファイル)を作成します
C:\apps\tdv\jdk\bin\keytool -certreq -alias AliasForMyCertificates -keystore KeyStoreForMyCertificates.jks -file RequestTheCertificate.csr
 
3. SSL証明書を取得するには、CSRファイルを証明書プロバイダー(VerisignやThawteなど)に送信します*
証明書プロバイダーは、秘密鍵ファイル(*root.jks*など)を返送することで応答します。これはTDVが期待する形式であるため、プロバイダーにJKSファイルとして送信させることを強くお勧めします。以下のようにkeytoolを使用して「PrivateKeyEntry」を検索することにより、ファイルに秘密鍵が含まれていることを確認できます。
"C:\apps\tdv\jdk\bin\keytool -list -v -keystore root.jks -storepass changeit
 
Alias name: clu_win64.com
Creation date: Jun 18, 2017
Entry type: PrivateKeyEntry
 
4. root.jksをC:\apps\tdv\conf\server\securityにコピーします
証明書プロバイダーは、秘密鍵ファイル(*root.jks*など)を返送することで応答します。これはTDVが期待する形式であるため、プロバイダーにJKSファイルとして送信させることを強くお勧めします。以下のようにkeytoolを使用して「PrivateKeyEntry」を検索することにより、ファイルに秘密鍵が含まれていることを確認できます。
5. Studioを開き、次の2つの構成設定を設定します。
サーバー>>通信>>キーストアキーエイリアス(サーバー再起動時)= clu_win64.com
サーバー>>通信>>キーストアファイルの場所(サーバーの再起動時)= C:/apps/tdv/conf/server/security/root.jks
作成日:2017年6月18日
6.ブラウザーを開き、TDVに接続して、ブラウザーで証明書の詳細を表示します*。新しい証明書、つまりclu_win64.comが表示されます)
 
7. Studioを開き、[暗号化]チェックボックスをクリックして接続を試みます*。証明書はまだStudioトラストストアにないため、RMI例外があることを示すエラーダイアログがポップアップ表示されます。これには、 cs_studio.logの「PKIXパス構築」エラー。このエラーが予想されます。TDVが証明書を使用してクライアント(この場合はStudio)とのSSL接続を開いていることを確認します。
 
8.以下のように証明書をStudioトラストストアにインポートします。
cd C:\apps\tdv\conf\studio\security
 
C:\apps\tdv\jdk\bin\keytool -import -alias firstalias -file
 
C:\apps\cert\clu_win64.com.cer -keystore cis_studio_truststore.jks -storepass changeit
 
C:\apps\tdv\jdk\bin\keytool -import -alias secondalias -file
 
C:\apps\cert\sub1.clu_win64.com_clu_win64.com_.cer -keystore cis_studio_truststore.jks -storepass changeit
 
C:\apps\tdv\jdk\bin\keytool -import -alias thirdalias -file
 
C:\apps\cert_test_for_CIS-66774\sub2.clu_win64.com_sub1.clu_win64.com_.cer -keystore cis_studio_truststore.jks -storepass changeit
 
9. Studioをシャットダウンして再度開き、[暗号化]チェックボックスをクリックして、もう一度接続を試みます*。今回は、Studioが接続するはずです。
サーバー>>通信>>キーストアファイルの場所(サーバーの再起動時)= C:/apps/tdv/conf/server/security/root.jks