アクティブクラスタガイド> アクティブクラスタの紹介> アクティブクラスターの利点
 
アクティブクラスターの利点
アクティブクラスターは、IT組織が以下を提供するのに役立ちます。
高可用性
スケーラビリティ
RPO(目標復旧時点)とRTO(目標復旧時間)の削減
高可用性
アクティブクラスターの高可用性は、すべてのTDVクラスターノードが冗長であることを保証することによって実現されます。いずれかのノードに障害が発生したり、クラスターから削除されたりしても、残りのノードは管理者の介入なしに要求を処理し続けます。
アクティブクラスターは以下を提供します:
適切に計画されたクラスターを使用すると、アクティブ/アクティブクラスタリングは99.999%の可用性を実現します。すべてのノードが同一であるため、障害が発生したノードを対象としたトラフィックを自動的に別のノードに渡すことができます。
障害が発生したノードがオンラインに戻ると、自動的にクラスターに再参加し、再同期されます。
すべてのノードにノード障害が通知されます。
アクティブクラスターとそのメンバーのステータスは、マネージャーのWebインターフェイスで確認できます。クラスターノードが他のノードと同期していない場合、アクティブクラスターは問題を解決するためのオプションを提供します。
スケーラビリティ
アクティブクラスターは、要件の変化に基づいて、組織がオンデマンドでTDV環境を拡張するのに役立ちます。
クラスターノードを動的に追加して、負荷の増加に対処できます。
クラスターノードは自動的に同期され、同一のメタデータを維持します。
ロードバランサーを介して利用できるクラスターは、クライアントには単一のサーバーのように見えます。
RPOとRTOの削減
アクティブクラスターは、RPOおよびRTOの目標を確実に達成するのに役立ちます。アクティブクラスターの場合:
リポジトリは、ネイティブまたはサードパーティの機能を介してHA/DR(高可用性/障害復旧)に対して有効にできます。
メタデータの移行と回復は自動的に行われ、TDVへの影響を最小限に抑えます。