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データソース間の関係のインデックス作成と検出
Discoveryが複数のデータソース間の関係を見つけるには、このセクションの手順に従う必要があります。リソース内またはリソース間の関係を見つけることを選択できます。
FromおよびToリレーションシップの選択について
FromおよびToリレーションシップを選択すると、リレーションシップが検出されるテーブルのセットが決まります。 From側のテーブルとTo側のテーブルを比較します。たとえば、次のリソースがあるとします。
データソースA
表A1
表A2
データソースB
表B1
表B2
次の表は、選択のさまざまな組み合わせの結果を説明しています。
選択する
これらの間の関係が検出されます
表A1から表A2へ
表A1 <->表A2
データソースAからデータソースBへ
表A1 <->表B1
表A1 <->表B2
表A2 <->表B1
表A2 <->表B2
データソースAからおよびデータソースへ
and
データソースBからおよびデータソースへ
表A1 <->表A2
表A1 <->表B1
表A1 <->表B2
表A2 <->表B1
表A2 <->表B2
表B1 <->表B2
データソース間の関係にインデックスを付けて検出する
1. Studioで、ウィンドウの左側にあるDiscoveryタブをクリックします。
Discoveryは、上部にTasksタブがあるDiscoveryパネルを表示します。
2. スケジューラーをクリックします。
検出により、[インデックスと関係タスクスケジューラ]ダイアログが開きます。このダイアログには、TDVによって認識され、インデックス付けと検出に使用できるすべてのリソースが一覧表示されます。
注:デフォルトでは、大文字と小文字の区別をオンにしてインデックスと関係の検出が計算されます(大文字と小文字の区別の横のアイコンが有効になっています)。大文字と小文字の違いを無視する場合は、大文字と小文字の区別の設定の説明に従って、大文字と小文字の区別の設定設定を変更する必要がある場合があります。
3. 必要に応じて、リソースツリーを展開して、インデックスを作成または検出するリソースを表示します。
4. インデックスを作成する、from-relationshipsを検出する、またはto-relationshipsを検出するリソースの横にあるチェックボックスをオンにします。
データソースのすべてにインデックスを付けて検出する場合は、データソース名の右側にあるチェックボックスをクリックします。また、データソースまたはその個々のリソースの関係のみをインデックス化または検出することもできます。
注:データソースまたはリソースのインデックスを再作成する場合は、新しいインデックスに基づいて関係を再検出することをお勧めします。
関係検出中のオブジェクトの2つのグループは、from-groupとto-groupです。 from-groupのアイテムとto-groupのアイテムの間に関係が見つかります。リソース内の関係を検出する場合は、そのリソースの[開始]チェックボックスと[終了]チェックボックスの両方をオンにする必要があります。詳細については、データソースの再インデキシングと再検出を参照してください。
注:次の条件が適用されます。
任意のタイプの関係検出を実行する前に、リソースにインデックスを付ける必要があります。
以前にデータソースにインデックスを付けたことがあり、インデックスが最新の場合、from/to関係を検出する前にデータソースのインデックスを再作成する必要はありません。たとえば、データソースのインデックス作成と検出で説明されているように、オープンデータソースからインデックス作成と検出を実行した場合、インデックス作成を再度実行する必要がない場合があります。
この場合に使用されるFromとToの用語は、チェックボックスを選択するときに逆にすることができます。
次の例は、2つのサンプルデータソースds_inventoryとds_ordersの間のすべての関係にインデックスを付けて検出する場合に確認する内容を示しています。
5. [スキャン]をクリックします。
検出により、選択したタスクが起動し、[タスク]タブに各タスクのステータスが表示されます。
終了時間列の進行状況バーには、各タスクの進行状況がリアルタイムで表示されます。