プラグ可能な認証モジュール

Pluggable Authentication Module (PAM) は、Java ベースのセキュリティ メカニズムです。PAM は、有効なユーザーを確実に識別するためのオプションのメカニズムを提供します。TDV は、カスタム実装モジュールが TDV ログオン処理に参加する方法としてこれをサポートします。

注: PAM の実装と管理は TDV7.0.3 で変更されました。この新しい PAM の実装についてここで説明します。

PAM は、TDV 拡張フレームワークの TDV Server と緊密に統合されています。このフレームワーク内で、次のことができます。

1 つ以上の Kerberos レルムに対する認証を実装します。
ユーザー セッションに認証情報を保存し、関連するデータ ソースに同時に適用します。
外部セキュリティ アクセス プロバイダーに対するカスタム認証を実装します。
ACL (アクセス制御リスト) を実装して、スケジュールまたはその他の基準に基づいてユーザーのリストへのアクセスを制御します。
ユーザーのログオン アクティビティのリアルタイムの監査と通知を実行します。
cs_server.log への直接の TDV ロギングを有効にします。
PAM 構成の状態とオプションの詳細なダンプを生成します。
サブジェクトやプリンシパル オブジェクトなどの内部セキュリティ オブジェクトのダンプを生成します。

次のトピックについて説明します。

プラグ可能な認証モジュールについて
TDV と PAM の操作
デプロイ時と実行時に何が起こるか
プラグ可能な認証モジュールのアンデプロイ