TDV からの LDAP ユーザーの削除

TDV で使用するように構成されたドメインおよびグループからユーザーを削除すると、ユーザーは TDV Server からローカルに削除されるだけですが、ユーザーは LDAP サーバーに存在し、LDAP ドメインおよびグループのメンバーシップによって付与された暗黙の権限と権限を所有できます。LDAP ドメインまたはグループから派生したユーザーを削除しても、ユーザーがシステムに再度ログインするのを防ぐことはできません。

LDAP ユーザーを削除し、そのユーザーが TDV によって定義されたリソースにアクセスできないようにするには、次の 3 つのいずれかを実行します。

ソース ディレクトリで LDAP グループ メンバーシップを再定義して、ユーザーを除外します。
LDAP グループ全体の権利と権限を制限してから、その LDAP グループの他のメンバーに権利と権限を明示的に割り当てるか、必要な権利と権限を与える TDV グループのメンバーにします。
TDV 外部グループ リストに含まれているものから LDAP グループ全体を削除します。

TDV サービスは通常、LDAP ユーザーを直接管理するためのインターフェイスとしては使用されません。通常、ユーザーとグループ メンバーシップは、Active Directory インターフェイスを使用して管理されます。たとえば、個々の LDAP Active Directory ユーザーが TDV アクセスを拒否する必要がある場合、memberOf のカラム値を変更するには、管理タスクを LDAP サーバーで直接実行する必要があります。

TDV ユーザーは Manager で削除できますが、LDAP グループ メンバーシップは引き続き暗黙の権限と権限を付与するため、削除対象として選択された LDAP ユーザーは一時的にのみ削除されます。LDAP ユーザーを削除すると、グループ メンバーシップを通じて継承された権利と権限がリセットされます。ユーザーの Studio ワークスペースも削除されますが、ユーザーが次に Studio にログインしたときに再作成されます。

この問題を回避する方法は次のとおりです。

LDAP グループを削除して (「LDAP ドメインからのグループの操作」を参照)、すべてのグループ ユーザー、権利、権限を削除できます。
最初にグループに権利と権限を付与しないで、選択したメンバーを必要な権利と権限のセットを持つ他のグループに追加することができます。