DECLARE TYPE

SQL スクリプトで新しいデータ タイプを定義することは、事実上、データ タイプのエイリアスを作成する方法です。宣言を使用して、FirstName を VARCHAR(24) にエイリアスするなどのカスタム文字列を作成したり、(より可能性が高い) ResponseCursorType を ROW(col1 VARCHAR(40),col2 INTEGER) にエイリアスするなど、カラムセットのエイリアスを作成したりできます。

SQL スクリプトでサポートされているデータ タイプは、セクション「データ タイプ」に一覧表示されています。

新しいデータ タイプを宣言することもできます。

構文

DECLARE [PUBLIC] TYPE <typeName> <dataType>

<dataType> は、ROW 型または通常のデータ タイプにすることができます。

備考

次のように、CURSOR 型で DECLARE TYPE を使用できます。
DECLARE PUBLIC TYPE cursor_datatype_exampleA 
CURSOR (fieldA INTEGER, fieldB VARCHAR (255) , fieldC DATE)
ID を INTEGER 型にエイリアスすると、それは別個の型になり、単純な整数ではなくなります。
プロシージャの外部でデータ タイプを表示できるようにするために、PUBLIC キーワードは、プロシージャのルート複合ステートメントでのみ使用できます。

PROCEDURE p ( )
BEGIN
  DECLARE TYPE name_type VARCHAR (50) ;
  DECLARE TYPE money_type DECIMAL (18, 2) ;
  DECLARE TYPE id_type BIGINT;
  DECLARE a name_type DEFAULT 'Joe';
  DECLARE b money_type DEFAULT 12.34;
  DECLARE c id_type DEFAULT 1234567890;
...
END
PROCEDURE p ( )
BEGIN
  DECLARE TYPE r_type ROW (i INTEGER, name VARCHAR, birthdate DATE) ;
  DECLARE r r_type;
  DECLARE s r_type;
  SET r.id = 123;
  SET r.name = '5';
  SET r.birthdate = '1990-10-31';
...
END