INSERT

INSERT INTO ステートメントは、SQL スクリプトで使用され、テーブルのカラムに値を挿入します。ほとんどすべての INSERT ステートメントは、スタンド・アロンの SQL スクリプト ステートメントとして使用できます。

リテラルが許可されている場所であればどこでも、SQL ステートメントで変数を使用できます。

構文

INSERT INTO table_name[ (column_A,column_X,...) ] 
  VALUES ('value1','value X',...) ;

備考

カラム名の指定はオプションです。VALUES リストには、指定されたカラムに挿入するためのカンマ区切りの値が含まれています。
INSERT INTO ステートメントを使用して、カラム名を指定せずに値の行全体を挿入することもできます。DDL で指定された順序で、テーブルのすべてのカラムに値を指定する必要があります。値の数がテーブル内のカラムの数と同じでない場合、または特定のデータ タイプに対して値が許可されていない場合、例外がスローされます。
INSERT の構文が拡張され、テーブル名が通常使用される場所で PIPE 変数を使用できるようになりました。これは、行が PIPE に挿入される方法です。「PIPE 修飾子」を参照してください。

PROCEDURE p1 (OUT result PIPE (C1 VARCHAR (256) ) ) 
BEGIN
INSERT INTO result (C1) VALUES (some_variable) ;
END
PROCEDURE p2 ( ) 
BEGIN
INSERT INTO birthdays (person_name,"birth date",'annotation') VALUES ('Chris 	Smith','2006-12-20','Last years gift:Watch') ;
END