TRUNC (数値)
TRUNC 関数は、式の整数部分を返すか、オプションの 2 番目の引数を使用して、指定された小数点以下の桁数で式を返します。TRUNC は式の符号を考慮しません。つまり、負の式と正の式の両方の小数部分がゼロに向かっています。
構文
TRUNC (expression, [decimal_places])
備考
入力引数式は、切り捨てる数値と NUMERIC または日付/時刻データ タイプを次のように表します。
| • | 最初の引数が数値式 (DECIMAL、FLOAT、INTEGER、または STRING) の場合、2 番目の引数は切り捨てられる小数点以下の桁数です。 |
| • | 2 番目の引数が最初の引数の小数点以下の桁数より大きい場合は、最後の有効桁の右側にゼロが追加されます。 |
| • | 2 番目の引数が存在しない場合、関数は式の整数部分を返します。 |
| • | 出力は、最初の入力値と同じデータ タイプです。 |
| • | いずれかの入力が NULL の場合、出力は NULL です。 |
例
SELECT TRUNC (5.234) ;
これは 5 を返します。
SELECT TRUNC (5.234, 2) ;
これは 5.23 を返します。
SELECT TRUNC (5.234, 5) ;
これは 5.23400 を返します。
TRUNCATE
TRUNCATE 関数は、日付/時刻および数値式の TRUNC と同じです。「TRUNC (数値) 」を参照してください。
TRUNCATE を SQL スクリプトで使用して、指定した数のエレメントを VECTOR から削除 (「チョップ」) することもできます。説明については、「TRUNCATE」を参照してください。