権限とキャッシュ
キャッシングは TDV の特定のリソースで定義されるため、リソースのキャッシュを作成するには、そのリソースへのアクセス権限が必要です。キャッシュの更新およびクリア オペレーションは、キャッシュされるリソースを所有するユーザーのユーザーID で実行されます。
TDV キャッシングでは通常、キャッシュ ターゲットとして機能するデータ ソース上にオブジェクトを作成する必要があります。TDV でのキャッシングに必要なデータとオブジェクトを作成および削除するには、キャッシュ ターゲットに必要な権限を設定する必要があります。キャッシュの更新またはクリアを実行するには、ステータス テーブル、追跡テーブル、およびデータ テーブルに対する READ、SELECT、INSERT、UPDATE、および DELETE 権限が必要です。たとえば、キャッシング ターゲットとして Oracle データベースを使用する場合、キャッシュを定義する TDV ユーザーには、データベース内のデータとオブジェクトを直接 READ、SELECT、INSERT、UPDATE、および DELETE するための Oracle データベースに対する権限が必要です。これらの権限は、明示的な割り当て、またはそれらの権限を持つグループのメンバーシップ (暗黙的な割り当て) によって付与できます。
キャッシュ ターゲットにキャッシュされているビューまたはプロシージャを使用するには、キャッシュ ステータス テーブルとデータ テーブルにアクセスするための権限も必要です。キャッシュから読み取るには、これらのテーブルに対する SELECT 権限と、これらのテーブルの上のフォルダーに対する READ 権限が付与されている必要があります。
キャッシングの自動モードを使用している場合、権限は自動的に管理されます。